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異常者達の異世界生活  作者: ナレオトコ
22/24

変態副生徒会長

「広いね。」静達はグランドに来た。

「ここで始めま・・・」ミルは突然話すのを辞めた。

「・・・そこに居るんでしょ?何か用?」ミルは木に向かって言った。

「流石ですね。」木からストレートの黒髪に眼鏡で整った顔立ちで背の高い男子生徒が飛び降りた。

「かっこいい!」と静。

「うわ・・・世界で一番合いたくない奴に会った・・・」と深いため息をするセレナ。

「・・・」ミルはセレナの手を握った。

「お二人が人を連れているなんて珍しいですね・・・その子は?」

「話しかけるな。どっか行け、しっしっ。」とセレナ。

「そう言う訳にもいきませんね・・・一応、私は副生徒会長ですので・・・」

「やっぱり!いかにもエリートていう感じがするしね。」静。

「ああ、申し遅れました。私は副生徒会長のソウ・ゾロと申します。」

「青森静です。よろしく!」笑顔で言った。

「・・・もう三歳ほど若かったら・・・」

「どういうこと?」

「いいえ、なんでもありません。」

「もういいでしょ。さっさと消えろ。一秒でもお前と同じ空気を吸いたくないから!」とセレナ。

「どうしてそんなこと言うの?」静は聞いた。

「こいつは・・・」

「分かりました。そういうことですか・・・」

「なにが?」静は聞いた。

「人気の少ないグランド・・・そして、すぐそばにある鉄棒!私をのけ者にする。つまり!」

「つ、つまり?」

「3Pをする気ですね!」

「・・・は?」

「男である私をのけ者にし、そこにある鉄棒に全裸の静の股を挟み、二人は鞭などで叩くというSMプレイをするという、なんという嫌らしいっ。」

「お前の発想が嫌らしいわ!」セレナはリバルバーでゾロの頭を叩いた。

「・・・」無言で叩かれた頭を抑えた。

「分かった?見た目は賢そうだけど、頭の中はいつもピンク色で生粋のマゾでロリコンよ。」

「うん・・・確かにキモいね。」

「聞き捨てなりませんね・・・」とゾロ。

「?」

「私は、ただの打たれ強い幼女愛好家ですよ。」

「うん、ロリコンだね。」と静。

「もういいね。邪魔だから帰って。お前が居ると汚れるから。」とセレナ。

「やれやれ、幼女なら最高ですが、年増に言われても全く嬉しくありませんね。」

「あ?誰が年増だって!?」リボルバーに手を伸ばした。

「あなた達三人以外に誰が居ますか?」

「あれ?私も?」と静。

「15歳以上は私にとっては全員年増にしか見えませんので。」

「・・・」ミルの右手から突然、鍔が無し刀が光の中から現れ、それをゾロに向けた。※鍔(刀の丸い所)

「私は男性恐怖症だけど、お前ならためらいもなく切れるわ!」

「え!?」静は戸惑った。

「やれやれ・・・幼女には手が出せませんが、年増なら容赦なくやれますね・・・」ポケットに手を突っ込んだ。

「・・・」三人はにらみ合った。

「・・・どっから、刀だしたの?」静は聞いた。

「・・・」

「ねえねえ!これが召喚魔法なの?」

「え?私!?」ミルは戸惑った。

「たく・・・空気読め!!」とセレナ。

「え!?なにが?」

「・・・純粋差は幼女ですね。」とゾロ。

「ハア~まあ、争っても仕方がないし。」セレナはリボルバーをポケットに仕舞った。

「・・・」ミルは刀を一瞬で光の中に消した。

「どこいったの!?」静は聞いた。

「ここ。」背中の服を上げると、外側から見えないように刀が掛かっていた。

「おお!凄い!」

「流石に直にに掛けるわけにはいかねいからね。」

「・・・全盲なのに、刀扱えるの?」

「何が言いたい!?」セレナはリバルバーを静に向けてた。

「大丈夫!悪意は無いから・・・」

「・・・ふん、言葉には気を付けろ!」リボルバーを仕舞った。

「私、何かした!?」と静。

「いいのよ、気にしなくて・・・」

「・・・」

「さっきの質問だけど、音で分かるの。」

「音?」

「うん、昔から耳が良いから、誰がどこに居るかとか、音が来る方向で分かるのよ。」

「え?その補聴器は?」

「聞こえすぎて鼓膜が破れやすいから、一定以上の音が入らないようにしているのよ。」

「どれぐらい?」

「そうね・・・例えば、静ちゃんの後ろに居る、男性の幽霊が『助けて~助けて~』と言う音。」

「怖っ!」後ろを向いた。

「冗談よ、冗談。」

「やっぱり、そうだよね!」笑った。

「そういえば、どうして木の上に?」セレナはゾロに聞いた。

「幼女(静)らしき人影が見えたので、隠れて様子を・・・」

「聞いて損した。」

「静、始めるよ。」

「何を?」

「放射魔法!」

「ああ、それね。ここでやっていいの?」

「いいよ、さっさとやって。」

「うん。」静は広いグランドに向かって両手を出した。

「・・・」静は本の内容を思い出し、文字や形をイメージした。


「放射魔法・・・あの子は?」ゾロは聞いた。

「絶対シールドが使えるから、それ以外の高位の魔法が使えるか検討していること。」とセレナ。

「そういうことですか・・・。」


「ハッ!」静の両手から炎が出て来た。

「あれは・・・!」ゾロは驚いた。

「・・・」1センチほどの炎が出て、前に倒れた。

「しょぼ・・・」セレナたちは倒れている静に向かった。

「大丈夫ですか?」ゾロは静の体を起こした。

「・・・」静は寝ていた。

「ああ・・・記憶力だけはいいけど、こういうのには不向きだね。」とセレナ。

「補助タイプかな?」とミル。

「・・・私の感ですが、魔法自体が不向きに感じますね。」とゾロ。

「どういう事?」

「絶対シールドは、覚えれば誰だって使える魔法・・・まあ、覚えること自体が大変ですけど・・・」

「・・・」

「それ以外の魔法も暗記ですが、普通は暗記することに苦労しますよね。」

「えん、そうだね・・・」とミル。

「しかし、この子は暗記したのにも関わらず、使えない・・・つまり、才能が無いと感じます。」

「魔力不足じゃあ・・・」

「魔力不足にしても、少なすぎる・・・私の感ですが、訓練してもこれ以上は魔力は伸びないと思います。」

「まあ、本来はシールドが目的だから、それ以外の魔法は使えなくてもどっちでもいい。」とセレナ。

「そうですね。それだけでも非常に大きいですし。」

「さて、こいつを起こして、送るか・・・」

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