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異常者達の異世界生活  作者: ナレオトコ
20/24

魔法?学校

「うん~!!」静は布団から起き上がった。

「6時・・・」机に置いている置時計を見た。

左右に寝ている静と鈴鹿を擦った。

「あと、二時間・・・」と鈴鹿。

「お金が手に入ったから、学校に行くんじゃないの?」

「そうだった!夢に見た魔法学校!」起き上がった

「セロさんは?」と星羅。

「帰ってきているかな・・・?」玄関に続く戸を開けた。

「あ!」

セロの体が戸から半分出た状態で倒れていた。

「よかった・・・」と鈴鹿。

「このままだと風邪ひいちゃうよ。」と静。

「ああ・・・肛門が痛い・・・」セロは臀部を触りながら顔を上げた。

「あそこで寝ていいよ。」

「あ、ありがとう・・・」眠そうに星羅達が寝ていた所に倒れた。

「はい。」静は毛布のシーツを掛けた。

「・・・」セロは爆睡した。

「大変だったでしょうね・・・」と鈴鹿。

「ありがとう、セロさん!」静はセロの頭を撫でた。

「あっちの方向に行かなければいいけどね・・・」と星羅。


数時間前・・・

「俺だって、お前たちが逮捕されることは望んでいない・・・」

「・・・」

「お前らの事は俺しか知らない。」

「目的は金か!?」鈴鹿は聞いた。

「違う・・・金にもノルマにも困っていない・・・」

「何なの?」

「俺のここを満たして欲しいんだよ。」自分の股間を指さした。

「!?」

「最近溜まっててよ・・・朝まででいいんだ・・・」ゆっくり近づいてきた。

「え!?い、嫌だ!」鈴鹿は引いた。

「黙っててやるからさあ~なあ!」腕をセロの肩を回した。

「え?」

「ああ・・・やっぱりいい男だ・・・ハアハア」セロの耳に息を掛けた。

「そっち!?」星羅達は驚いた。

「女には興味ねえよ。」

「結婚しててよ、こういうことは出来ないんだよな・・・」

「うう・・・」セロは鳥肌が立った。

「豪華な食事も用意してやるから来いよ・・・」セロの腕を引っ張りながら自動車に向かった。

「!!」涙目で星羅達の事を見た。

「・・・」(ご愁傷様です。)星羅は両手を合わせた。

「そ、そんな・・・」セロは自動車に乗せられた。

「頑張って!」と静。

「無事を祈るしかないね。」星羅は去っていく車を見ながら言った。

「そうだね・・・」と静。


「行ってきます!」静達は学校に出発した。

歩いて数十分後、朝食と昼食を買うためにコンビニに寄った。

「やっぱり疲れ・・・!?」鈴鹿達がコンビニのドアを開けると、マスクとサングラスをした男がレジをしている店員に向かってピストルを出した。

「う、動くな!金を出せ!!」

「・・・」店員はゆっくり両手でカウンターの棚を探った。

「動くなって言っただろ!撃つぞ!!」

「撃てるもんなら撃ってみろ!」店員は長細いショットガンを出し。

「ヒッ!?」

「そのモデルガンとこいつで勝負だ!」装填した。

「くっ・・・くそ!!」強盗は星羅を押しのけて逃げ去った。

「ふん・・・」店員はショットガンを棚に仕舞った。

店員は警察にも通報せず普通の業務に戻った。

「これがここの日常・・・」と星羅。

朝食を取り昼食の弁当を買って学校に向かった。


銀行で小切手を現金に換えて、帝央高校の事務に着いた。

「入学します!」静は元気よく言った。

「わ、分かりました。」受付は書類を度した。

300万の入学金と授業料30万を支払った。

「教科書は教室の棚の中に入っています。制服はこちらになります。」

「制服代は?」鈴鹿は聞いた。

「入学金に含まれていますので。」

「そうですか。」

「更衣室はあちらです。」

「え?今から!?」

「授業も始まっていませんし、今から間に合いますが?」

「分かりました。」

「進学科でしたよね?」

「そうだよ。」静は答えた。

「着替えたら、職員室に居るストーンを呼んでください。」

「分かった!ありがとうございました!」

着替えた後、職員室に行った。

「担任のカル・ストーンだ。よろしく!」丸眼鏡に茶色いハットに茶色い服をした50代の男が手を出してきた。

「よ、よろしくお願いします・・・」(教師の服装には見えない。)鈴鹿は戸惑いながら握手をした。

「イギリスの紳士みたい!」と静。

「おお!そうか、そうか、ありがとう。」

「所で、教科担当はなんですか?」

「わしは体育だ。」

「ええ!?全然見えない!」

「はは!よく言われるよ!」

「へえ・・・」

「所で三人はどういう関係なんだ?」

「・・・」お互いを見合った。

「色々あって・・・同居している関係です・・・」と星羅。

「そうか・・・まあ、困ったことがあったらわしに何でも聞け。」

「一千万の借っ」静の口を鈴鹿は塞いだ。

「な、何でもないです!」

「そうか?しかし、乳しているな!」静の方を見て言った。

「え?」

「やっぱり、揉んでもらったらでかくなるのか?」

「セクハラですか?」静は聞いた。

「セクハラ?どこがだ?」首を傾げた。

(うわ!自覚無し!)鈴鹿は思った。

(この先生、大丈夫なの!?)星羅は思った。

「所で、三人はこれはいるのか?」小指を立てた。

「この人、キモイんだけど・・・」静は小声で言った。

「しっ!」と鈴鹿。

「?で、どうなんだ?」

「いません。」と星羅。

「そうか、青春を楽しめるのは今の内だぞ。何ならわしが夜の運動を・・・」

「いやだ!キモイ!」と静。

「ハハハハ!冗談だ!」

(よく問題にならないな・・・)星羅は思った。

「あ、そろそろ時間だな。」ストーン達は3階のB組の教室に移動した。

(本当に入学出来た・・・)星羅は思った。

(どんな授業が待っているんだろう!?)鈴鹿は胸が鳴っていた。

(お腹空いた・・・)と静。

学校のチャイムが鳴り終えた同時に教室のドアを開けた。

「おはようございます!」生徒たちは先生に挨拶をした。

「おう、おはよう。」供託の前に立った。

「転入生だ。」ストーンは横に並んでいる静達を手で指した。

「栗田星羅です。よろしくお願いします。」

(『前世は伝説の最強の殺し屋。そして狙った獲物は逃がさない狙撃の嬢王よ!』って言ったら間違いなく黒歴史が増えるから・・・)

「栗田鈴鹿です。よろしく・・・」

「青森静です!よろしく!」

「席は後ろの方だ。」

星羅達は後ろの空席に向かった。

「あ!カブトムシ料理をくれた人!」静は空席の隣を指さした。

「ああ・・・で、食べてくれたか?」

(先生じゃなかったん!?車運転してたよね?)鈴鹿は驚いた。

「匂いがあるけど、味は良かったと思うよ。」と星羅。

「あいつの料理を食べれたのか!?」「嘘でしょ・・・気持ち悪い。」周りがざわめいた。

「おお!俺の芸術を理解してくれる人が居たとは!また、持ってくるよ!」

「え?いや・・・いいです。」

「いや、今度は俺の自信作を持ってくるぜ!」

「余計な事言わなければよかった・・・」

「はは!知り合いがいてよかったな!」ストーンは笑った。

その後、朝礼が終わり周りから質問攻めにあった。

「どこ出身?」「三人はどういう関係?」「家は何処?」殆ど回答に困ったが、何とかごまかせることが出来た。

「所で、ストーン先生は?」星羅は聞いた。

「あの先生はセクハラ発言が多いけどいい先生だよ。授業も楽しいし。」とモブ女子。

「そ、そうなんだ・・・」

「教科書の準備しないと・・・」後ろのロッカーに向かった。

「今から何?」静は聞いた。

「あそこに書いてあるよ。」黒板の隣にある日課表を指さした。

「おお!魔法がある!」鈴鹿は三時間目に魔法と書いてある枠を見た。

日本と授業内容は変わりなかったが、科学が無かった。

「科学の授業は?」星羅は聞いた。

「科学?そんなオカルト、学校ではやらないよ。」

「オカルト・・・?」

「まさか、科学を信じているの?」

「・・・」

「まあ、宇宙は広いからどこかに科学は存在するかもしれないけどね。」

(・・・私たちの世界は科学だけどね。)

ロッカーの中に用意されていた教科書を取り出した。

(魔法の授業・・・どんあことをするんだろう!?)鈴鹿は期待で胸が鳴っていた。

「はじめるぞ~」チャイムと同時に教師が入ってきた。

(来た!これで私も魔法が使える様に・・・)

チャイムが鳴り終え教師は去った。

「うん~中々、楽しかった!ん?どうしたの!?ナメクジみたいに顔色が悪いよ!?」静は机の上に顔を置いている鈴鹿に言った。

「その表現やめて・・・ハア~」深い深い溜息を吐いた。

「ど、どうしたの?」星羅は聞いた。

「・・・思っていたのと全然違う!」顔を上げた。

「ああ・・・」星羅は意味が分かった。

「何処が?」静は聞いた。

「だって!物を飛ばす魔法とか!ファイア魔法とか習得する授業と思っていたのに!魔法の原理や魔法衛星とか訳の分からない説明授業だよ!」

「まあ、気持ちはわかるけど・・・」と星羅。

「これじゃあ、元の世界とたいして変わりが無い!ポッターみたいな授業を期待していたのに!」

「私は楽しかったけど。」と静。

「静ちゃんは頭がいいからね・・・ハア~」

「そうかな?」

「まあ、他の授業に期待するか!」

そして放課後・・・。

「明日、学校休むわ。」と鈴鹿。

「ええ!どうして!?こんなに楽しいのに!」と静。

「何処が!?元の世界と変わらないし!転送魔法について質問したら馬鹿にされたし!」

「まあ、落ち着いて・・・」と星羅。

「有力な情報も無いし!ここにいる意味は無いわ!」

「・・・」(首絞めて黙らせよっかな?)星羅は思った。

「体育で魔法を学ぶんじゃないん?」と静。

「ああ・・・そういえば、明日体育があるし・・・」

「明日に期待しようよ!」笑顔で言った。

「そうだね・・・決めつけるのは早かったね。」

「これからどうする?」星羅は聞いた。

「情報によると、大会でいい成績を納めたら賞金が出るらしいから、射撃部に入部したい。」と鈴鹿。

「熊の目を撃てたぐらいだから、大丈夫よね!」と静。

「・・・」

(「凄いぞあの一年生!」

「あんな小さな的の中心を撃ち抜いたぞ!」

「何者なんだ!」

「優勝者は、天才射撃女王、鈴鹿選手!」司会がマイク持って叫んだ。

「フッ。」狙撃ライフルを肩に掛け、かっこいいサングラスをした鈴鹿は鼻で笑った。)

「何笑っているの?」静は聞いた。

「フッ、これから先が楽しみだなって・・・」

「?」

「行こうか、栄光の架橋へ。」

「どうしちゃたんだろう?」星羅に聞いた。

「中二病が発症したんじゃないの?」

(何とでも言うがいい・・・実力で証明してやんだから!)廊下に出た。

「場所分かるの?」静は聞いた。

「あ・・・」

クラスメイトに聞き、グランドの奥の建物にあることが分かった。

廊下を歩いていると・・・

「約束を忘れるなんていい度胸じゃない!」聞き覚えのある声が後ろから聞こえて来た。

「あ!」

腕を組んだセレナが立っていた。

「えと・・・セロナちゃん?」静は聞いた。

「誰だよ!セレナだ!」

「セロと混じっているな・・・」と鈴鹿。

「そっか!セレナちゃんだったね。」

「だから、ちゃんは止めろって!」

「どうして?」

「たく、もういい!とにかく来い!」

「私?」

「そうだ!さっさと来い!」

「私たちは?」星羅は聞いた。

「帰っていいよ。」

「え!?」

「すぐ終わると思うから、玄関で待ってたら?」

「わ、分かったよ・・・」(後で聞くか・・・)鈴鹿は思った。

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