無職から深夜の警備員へ
「どうだった?」星羅は事務の前で立っているセロに聞いた。
「・・・よく分からないが、深夜の警備員のバイトに合格した。」
「どういう状況!?」
「突然服を脱がされて・・・」
「見た目通り体つきはいいですね。」と職員。
「・・・?」
「数日前に、一人の警備員が突然理由も分からず辞職して、困っている状況なんです。」
「・・・」
「明日からどうですか?体力もありそうですし、ちょうどいい人材を探していた所です。」
「俺は誘われているのか?」
「そうですね、ここでは働らいてみる気はありませんか?」
「いいんですか?」
「はい。」
「・・・分かりました。明日から、お願いします。」
「とういう事だ。」
「そ、そうなんだ・・・」と鈴鹿。
「時給は?」静は聞いた。
「一時間、1500円と・・・」
「高!?」
「十一時から朝の六時までだ。」
「よかった、いい仕事が見つかって。」鈴鹿は安心した。
「よく、身元不明の人を雇う気になれたね・・・」と星羅。
「『子供を連れている奴に悪い奴はいない。』と言ってたしな・・・」
「まあいいわ・・・これからどうする?」と星羅。
「移動距離が長すぎるから自転車ぐらい欲しいよね。」と鈴鹿。
「まあね、ここまでに一時間程度かかるしね。」
「行くか。」セロ達は近くにあったサイクリングショップに向かった。
「はあ~」鈴鹿達はため息を吐きながら出て来た。
「自転車買うのにも身分証明が居るだなんて・・・」
「仕方がないね・・・歩いて通うしか・・・」と星羅。
「うう・・・歩きたくない・・・」
「今何時?」星羅はセロに聞いた。
「12時だ。」
「家に帰ったら風呂掃除して風呂に入りましょ。」
「うん、府風呂にも入りたいしね。」と静。
「所で寝袋は?」と鈴鹿。
「あ・・・」
店で三人で共有する為に四千円の広い敷布団一つと三千円の広い布団を買った。セロは無くても寝れると言う事で買わなかった。残り81000円
「じゃあ、帰ろっか。」と星羅。
「タクシー呼びたい・・・」と鈴鹿。
「お金ないんだから歩くよ。」
「うう・・・お腹も空いた。」
「しばらくは、魚料理ね。」
「はあ~元の世界に帰りたい・・・」
住宅に向かって歩き始めた。
「そういえば、銃を見た時、目が輝いていたけど、欲しいの?」星羅は聞いてきた。
「欲しいと思うよ。だって、前世は殺し屋だって言ていたもん。」と静。
「え?前世が殺し屋?」
「自分で言いたかったけど・・・そう!私の前世は殺し屋よ!」
「・・・熱ある?」
「信じてよ!本当に前世の記憶があるんだから!」
「よかっね。明日は脳外科行く予定が決まったね。」
「やっぱり、信じてもらえない!」落ち込んだ。
「昔からああなの?」静に聞いた。
「うん、中学校の時はエアガンを持って、『私は伝説の殺し屋、ジョージ・シックスよ!』とよく友達の前で言って公園でビービー弾を撃ってたよ。」
「・・・」
「止めて!トイレに間に合わず失禁した子を見るような可哀そうな目で私を見ないで!」
「分かった、信じてあげるから・・・」
「絶対に信じていない・・・」
会話している間に自宅に着いた。




