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彼の名はシルバーブレッド

 時計が丑三つ時を指した時、一人の女性が灯りの無い街中を走っていた。息を切らしていた彼女は時々後ろを振り返りながらただひたすらに走っていた。いや、この場合走っていたというよりも逃げ回っているという表現のほうが正しいかもしれない。彼女の瞳には焦りと怯えが見え隠れしていたのだ。服装は一見お洒落な格好のようだが、よく見ると所々破けており、またこの服に似合うハイヒールらしきものは見当たらず裸足で地面を蹴っていた。もう何時間走っただろうか。辺りには人の気配がないにもかかわらず彼女は脚を止めなかった。しかし、限界はやってくる。彼女は疲れと睡魔に襲われ、次第に走るスピードも遅くなり、ついに彼女は力尽きた。そこは一軒の喫茶店の前だった。

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