財テク‐小金持ちになろう-億万長者からの遺言
私の祖父は、実は億万長者でした。
でも、私に金銭的な遺産は残してくれませんでした。
別の孫や親類へ、ほとんど相続されてしまいました。
そのかわりといっては、なんですが、お金の儲け方だけは、私に伝授してくれました。
伝授されたことを実践すれば、億万長者は無理としても、小金持ちには必ずなれます。
でも、楽しいかどうかは、保障のかぎりではありませんが。
①なんといってもこれ「金持ちは、せこい。」
「せこい」というと、祖父曰く、「1円をバカにする者は1円に泣く」と反論されます。
例えば、その1
ティッシュペイパーは買わない。
街を出歩けば、ポケットティッシュはくれるわけで、それを貯めておいて使うのは当然のことです。
その2
クーラーは使わない。扇風機も使わない。
夏は、当然、うちわです。うちわでひたすらあおぐ。
うちわも、買ったものではなくて、夏祭りとか、パチンコ屋などでもらったもの。
冬もおんなじで、ひたすら着込む。でも、私は、冬が苦手なので、これだけは実践できませんでした。
その3
トイレにいったら、小は流さない。大のときにまとめて流す。
臭いですよね。お客さんがくるときは、きちんと流します。
あと、トイレットペーパーも、一時期は、広告の裏紙がトイレに並べてありましたね。唖然ですよね。
私は、挑戦しませんでしたが、、、かえって病気になりそうですよね。
トイレットペーパーの長さ制限というのもありましたね。
その4
おかしを買いに行くのも、少しでも安い店へ。
おかしの値段も、店によって、違いますので、少しでも
安い店に買いに行くわけです。
子どもだったので、遠い店まで歩いていくと、くたびれてしまい、おかしそのものを我慢するように
なってしまいました。
おかしを食べていると、どこでいくらで買ったか報告をしないといけないわけです。
その5
食べ物は、試食が利用できる、デパ地下へ。
「金持ちなのですから、毎食、デパ地下で、食事!」ではないのです。
試食で終わりですよ。試食して、その味を思い出して、
ごはんを食べるだけです。
デパ地下の人ごめんなさい。
でも、デパートの株主でもあったので、あんまり文句もいえなかったようで、、、
②「おいしい制度はみんながやると変更になる」
うまく儲ける人が、たくさんでると、おいしかった制度は、終了となることが多いのです。
祖父曰く、「金儲けのチャンスを逃すな。」
早い話が、世の中には、実は、おいしい話は結構ある。
ただ、詐欺も少なくないが、詐欺かどうかを見分けて、対処すればそれなりに稼げるということです。
・祖父は、1985年でしたか、初回のNTT株式公開で儲けました。100万円ほど儲けたかと思います。
その後、私ども、凡庸なる子孫たちは、同じように、祖父の真似をして、NTT株を買い、大損したのですが、祖父は、一回目以降、手を出しませんでした。
・また、株には、一生懸命投資していたようです。株主優待券ねらいもあったかと思います。
鉄道関係や航空産業関係の株を持っていると、株主優待として、無料乗車券などや割引券をくれますので、それを金券ショップに持ち込んで売るわけですね。ただ、株主優待券の問題点は、会社の都合で簡単に変更されてしまうところですが、、
・土地でも、よく投資していました。なんでも、政府や自治体の払い下げの土地がよいと、、、
ここまでいくと、さすがに私ども小市民としては、手が届きませんが、けちけちとため込んだ金で、そんなことをするんですね。
・マンションをたてては、大家経営をしていたようですが、今の時代はあんましおすすめできないように思いますが、これなんて、みんながやり始めて、供給過剰になってしまった例だろうと思います。
「金が金を呼ぶ」んだそうです。
私もそんな祖父の教えを実践して、以下のせこい体験談を語ろうかと思います。
・「最近のせこい体験談」
話は、平成23年の5月にさかのぼります。
〇AU-KDDI加入者に有利な話
①娘が高校生になったので、携帯電話を作ることになった。
②家族と同じ携帯会社にするため、KDDIのショップで、がんがん学割、3年間半額のプランでつくることとした。
③KDDIのAUじぶんカードの作成が義務付けられる。セゾンカード対応だと年会費無料。
ここまではよくある話です。
7月~8月に支払いが開始し、AUじぶんカードにポイントがついていることを知る。
④AUじぶんカードのポイントは、100円につき1ポイント、携帯代だと、100円につき2ポイントつく。すなわち、1万円使うと200ポイント、これは、携帯代200円分にあてることができる。
⑤Tポイントカードやイオンカードが、200円につき1ポイントであることと比較して圧倒的に条件が良い。
⑥イオンカードは、100ポイントたまらないと、100円に交換できないが、AUじぶんカードは、1ポイントから使える。
⑦ただ、AUじぶんカードポイントは、インターネットや携帯などを通じて、携帯代へ還元する手続きがちょっと面倒くさい。この面倒をやりとげることがポイントかもしれない。
首尾よく、携帯代といってもこの時点では、200円程度割り引くことに成功した。ここまでは、ちょくちょくあることでしょう。
「自分の生活パターンに応じてより有利なカードを選択する」
還元率のよいカードを中心に使うというのは、生活防衛の上でも、欠かせない選択でしょう。
⑧AUじぶんカードをメインカードにすることにしました。さらに、交換ポイントが上がりました。電気代は、カード払いか、口座振替で料金が変わってくるので、ポイントとの兼ね合いですが、ガス代はそれがないので、ガス代はカード払いがよさそうです。
⑨NTTから電話をKDDIに変更する。基本料金が安くなります。ネットと一体でやればさらに、効果的です。電話番号はそのまま使えますし、内部工事で済むため、手間もかかりません。さらに、ポイントも100円につき2ポイント加算されます。
「固定経費は削減に取り組む」
固定経費は、やむを得ないのですが、できるだけ引き下げに努める。毎月かかるので、少しでも低くすべき。
〇KDDI加入者に限らず有利な話
⑩AUじぶんカードを使うと、じぶん銀行なるネット銀行をよく見かけることになります。
⑪三菱東京UFJ銀行とKDDIが出資して作った銀行ですが、いまひとつなので、あの手この手で有利なキャンペーンをそろえています。
⑫銀行のいいところは、たとえ銀行が左前になっても国内預金であれば1000万円までは、預金が保護されるところです。
⑬三菱東京UFJ銀行とリンクして使うと、よいです。振込手数料は基本無料です。
⑭キャッシュカードを発行してくれてコンビニ(サークルkサンクス除く)のATMが月に3回まで、郵便局のATMが月に1回無料で使えます。
⑮有利なキャンペーンに乗ると、1000円、500円などとお金が振り込まれます。
⑯定期預金で有利な利率のキャンペーンをやります。
といっても、せこい利率ですが、ないよりはましで、そのせこい利率をもとにせこせこと
定期預金に加入しています。
最後に、思うのですが、まあなにかと工夫すれば、なんとかわずかでも、稼ぐことはできるんだと思いました。こういう風に工夫できるかどうか、工夫を面倒がらずにやるかどうかですかね。
祖父は、いろんな面で、子孫たちへ影響を与えました。私の親などは、反動から、結構な浪費家なのですが、まあそれでも、破産することなく、やっていけているのは、身に沁みついた、祖父の遺言のおかげなのかもしれません。