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六話、赤い屋根の闇ギルド

投稿しようとしたら寝落ちをしてしまいましてね…


〔アミクム村〕


赤い屋根の家にアリシア達はやって来た。


すると途端にアリシアは鞘に入った剣を肩に置きトントンしながら玄関に向かって行く。


(ワォ!ヤンキー!)


「ふふふ、前世の血が騒ぐわ!」


そう血が騒いでしまうのであるカチコミすんぞゴラァ!と。


「はいはいカチコミモードに入らなーい」


しかしチェルシーが肩を掴み路地裏に引っ張る。


「良いじゃないカチコミ攻め込みましょうよカチコミ」


「本当前世ではどんな生活してたんですか…さぁ冗談言ってないで作戦を考えますよ」


「アレ?撃たないのですか?」


「準備出来てるにゃ」


アリシアに影響されているセレティアは魔法を放つ準備をしておりニャルカは対物ライフルで家を撃ち抜きまくるつもりだ。


「それマフィアのやり方なんですよ!」


いきなり攻め込んで来て先手必勝ボッコボコ実にマフィアである。


「そうね、今回は作戦を考えましょうか」


アリシアはそう言いながら家の周囲を遠目に見て回る。


「裏口あり、二階の窓は板で塞がれてる、一回の窓も、つまり攻め込むとしたら前と後ろからになる、そこでここは二手に別れて同時に仕掛けましょうか」


前後からの挟み撃ちで一気に制圧する作戦だ。


「決まりですね」


チェルシーはやれば出来るじゃないですかと思いながら頷く。


「はい!」


初めてだらけな仕事が楽しいセレティアは元気良く返事をした。


「それじゃチーム分けね、私とセレティア、ニャルカとチェルシーで行きましょう」


セレティアはまだまだ冒険者としての依頼に慣れていない様子が見えるそのためリーダーとしてサポートをしたい。


チェルシーとニャルカは小規模闇ギルド相手ならば好きに動いて貰っても問題ないくらいの腕を持つためこの二人で組ませる。


「分かりました、合図は念話で送りますね」


チェルシーは真面目にニャルカは手を振りながら裏口の方に向かって行った。


「セレティア、魔法の準備を、あのドアを吹っ飛ばして欲しいの」


いきなり大きな音がすると人間と言う動物はどれだけ鍛えていたとしても身が竦むそれが人間の本能と言うものだ。


それを狙ってアリシアはセレティアにドアを吹っ飛ばしてもらって大きな音を立てるつもりなのだ。


「了解です!」


やる気満々なセレティアはガッツポーズする。


その様子は同性であるアリシアから見てもとても可愛らしいものである。


(お嬢様、準備完了致しました)


「了解、セレティア!ゴー!」


アリシアの指令でセレティアが攻撃を開始する。


その攻撃でドアは吹き飛びアリシアは吹き飛んだ事にあり起こった爆風の中に突っ込み中にいる者を鞘に入った剣で気絶させる。


「あっちも始めたわね!」


「はい!」


反対側から戦闘音が聞こえ始めたアリシアは流石はあの二人だと思いつつ回転斬りでまとめて仕留め続けてセレティアが確実に一人ずつ意識を奪って行く。


「やるわね!」


小規模闇ギルドと言う事もあり構成員のレベルは高くなく最高でも十五歳と言う低年齢チームに圧倒されてしまう。


「あっさりだったわ」


修行にもなるので歯応えがある相手を望んでいたが圧倒出来てしまったアリシアは自分だけでなく仲間の力も増しているなと思う。


「さて気絶したこの人たちはこの村はこの領地の軍に任せましょう」


「はい」


バインドで闇ギルドメンバーを全員拘束したアリシア達は軍を呼び全員を突き出す。




闇ギルドのメンバーを突き出したアリシア達は報酬を貰いに村長の家にやって来た。


「お帰りなさいませアリシア様、闇ギルドは?」


「潰せたわよ、これでもう安全ね」


「おお!ありがとうございます!」


「構わなくてよ、これが私達の仕事ですもの」


アリシアはお礼を言って来た村長に向けて柔らかく微笑み返した。


「それじゃ報酬をいただくわね?」


「はい」


報酬は40万ゴールド。


やはり闇ギルド討伐は破格の稼ぎだ。


「今軍があの家の違法薬物とかも回収してくれてるところだけど」


軍としては闇ギルドだけでなく違法薬物も放置しておけないモノであるためこう言う依頼の時はしっかりと回収していき後に処分する。


「あの家は取り潰した方がいいかもしれないわ、また同じような人達が住み着くかもしれなくてよ?」


そうなるとまた村民が怖い思いをすることとなる。


そうならないようにも空き家をちゃんと管理するか取り潰すかをした方がいい。


「はい、数日以内に取り潰す予定です」


「そう、それなら安心だわ」


ならば変な者が勝手に住み着いて今回のようなことになる事もないだろう。


「それじゃ帰るわ、ごきげんよう」


アリシアは手を振り仲間と共に家から出る。


「ありがとうございます!」


出て行く時に村長は改めてお礼を言ってくれた。


「ふふっ良くってよ!」


アリシアはその言葉を聞くと振り返り腰に手を当てながら微笑んだ。


「知っていて?この村温泉が有名なそうよ?入って行かない?」


アリシアは家を出てから仲間達の方を向くと温泉行かない?と首を傾げる。


「温泉!良いですね!」


セレティアは嬉しそうな顔を見せる。


こちらの世界の女性も温泉が大好きなのだ。


「決まりね、そうと決まれば行くわよ!」


アリシア達は温泉に向かう。



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