国境警備
〔サーストン領最西端〕
ここはサーストン領の最西端。
この先には出来たばかりのナーレグレアと言う国があり定期的に無法者が物資を狙って侵攻して来る。
ナーレグレア政府としては一般人が勝手にやってる事として責任は一切取らないとこちらの政府に通達して来ており。
サーストン領としては軍を出して対応するしかない。
「奴等だアリシア」
ある日アリシアはアレスに連れられてこの最先端の視察に来ていた。
「アレが迷惑さん達ね」
「そうだ、軍で余裕で対応出来る程度の奴等だが、定期的にやって来てな本当に迷惑だ」
アレスは何度追い払ってもやって来るためうんざりした顔を見せた。
「ふふん、ならしつこいお馬鹿さん達にお仕置きをしてあげないといけないわね」
アリシアはそう言うと浮かび左手を突き出し。
「喰らいなさい!究極階梯魔法第八章メテオセレナーデ!」
メテオセレナーデ。
魔力で作られた隕石をいくつも突き落とす技。
広範囲を殲滅出来る魔法でしかも追尾する。
放たれたら防ぐ以外は避ける事が不可能な魔法である。
「「ぎゃぁぁ!?」」
蛮族達はひとたまりもなくアリシア一人に蹴散らされる。
「これに懲りたら二度と攻めてこないことね!」
アリシアは腰に手を当てながら言う。
「ふふふ、アリシアがいる限り我が領は安全だな」
アレスは空を飛ぶ娘の隣に行くと肩を叩いた。
ボロボロにされた蛮族達はフラフラになりながらなんとか帰って行くのであった。




