マタタビ
〔冒険者ギルド〕
アリシアは一つ思っていた事をニャルカに聞いた。
「ねぇ?ニャルカ?」
「なんだにゃ?アリシア」
アリシアが話しかけるとニャルカは首を傾げた。
「猫族って普通の猫みたいにマタタビって好きなの?」
この世界にもマタタビはあり猫達は同じく好きである。
それを知っているからこそ猫族も好きなのか聞いてみた。
「好きにゃよ?ただ猫達のように酔っ払ったりはしないにゃ」
猫族は人間の身体に猫の耳と尻尾が生えた種族である。
身体が人間である分マタタビへの耐性が強く良い匂いだと思う程度だ。
たまに普通の猫のように酔っ払う者もいる。
「そうなのね」
アリシアはなら見せてみるかと買っておいたマタタビをニャルカに見せた。
「良い匂いするなと思ってたらやっぱ持ってたんだにゃ」
「ええ、はいあげる」
「ありがとにゃ!」
酔っ払ったりはしないが猫族はマタタビの匂いが大好きである。
そのためプレゼントするととても喜ばれるため猫族と付き合っている男性は定期的にプレゼントすると関係が上手く行く…事もある。
「今日はこのプレゼントの分頑張るにゃ!」
「ふふっ頼りにしてるわニャルカ」
この後アリシア達は冒険者ギルドに向かい始めるが。
マタタビを持つニャルカが猫達に目を付けられ追いかけ回される事になる。
しかしそれはまた別のお話…




