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アリシアがギルドに行った後
〔サーストン家〕
アリシアが今日もギルドに向かって行った後。
アレスは興奮気味に妻の元にやって来た。
「テレシア!」
「あらどうなされたの?あなた、そんな大きな声を出して」
本を読んでいたテレシアは夫の顔を見て何か良い事があったのだろうと思い柔らかく微笑む。
「アリシアが初めて俺から一本を取ったのだ!」
「まあまあ!」
夫の言葉を聞いたテレシアは両手を合わせて喜ぶ。
娘の成長をこうして喜んでくれる本当に優しい両親である。
「なら今日はお祝いをしなくてはならないわね!」
「うむ!シェフのところに行って来る!」
「ええ任せたわよ」
アレスは意気揚々とシェフ達の元に向かって行った。
「それにしても十二歳でこの王国最強クラスとも言われるアレスから一本を取ってしまうのね…」
テレシアは自分が産んだ子ながらアリシアの優れすぎた才能に驚くしかない。
「ただ私としてもどこまで強く慣れるのか気になるし教える手を止める気はないわね!だって私の娘が世界最強とか最高じゃない!」
テレシアは今度は魔法で自分から一本取れるようにアリシアを更に鍛えて行こうと思うのであった。




