じっけん
〔サーストン家〕
光の魔力には濃度と言うものがある。
大聖女や聖女の魔力は特濃で魔族には特攻だが吸収するとサキュバス的には物凄く美味しい魔力である。
アリシアは今後のためにもどの程度の濃度の光の魔力からんぴぃー!?となるのか試していた。
「それじゃ行きますよ!」
まずはチェルシーがアリシアに光弾を当てる。
「んびび!」
効きはしたしかし反応は薄いためセレティア程の濃度ではない。
あえて言うなら中辛と言ったところか。
「次は私ね!」
続けてターニャが光弾を放つ。
「んー!!」
これも効きはしたが倒れない。
同じく中辛と言ったところだろう。
「それでは私が!」
「待ってぇぇぇ!!!!」
セレティアが次は私!と放とうとしたがアリシアは涙目になって慌ててセレティアを止める。
特濃であるセレティアの光の魔力を防御も無しに受けたら下手したら死ぬ。
そのためアリシアは必死である。
「分かりました…」
アリシアに止められたセレティアはシュンとする。
自分も実験に参加したかったのである。
「ティアちゃんからは魔力を貰うから…ねっ…?」
「!はい!どうぞお食べください!」
「う、うん…」
このど天然聖女様は天然があるが故に魔法をばかすか撃つ傾向にあるためセレティアと比べるとまだ軽度な天然であるアリシアはホッと胸に手を当てつつセレティアの美味しい魔力を食べ始めるのであった。




