一話
お気付きかもしれませんがアリシアは喋り方も初期→悪堕ち期と比べると大分だよね〜とかだね系に変わっています。
これもアリシアの内面の変化を示している要素の一つです。
〔レイリックの部屋〕
朝。
レイリックはアリシアを背後から抱きしめていた。
行為の途中アリシアが大丈夫?かと心配そうに聞いて来てその度に大丈夫だと返答しつつ限界までした結果かなりの疲労感に襲われているが。
この疲労はこの自分の彼女であるサキュバスのために頑張った証であるため悪い気はしない。
「んぅ…」
背後から抱きしめたいるアリシアの胸を揉むレイリック。
眠っておらず彼に自分の体を好きにさせているアリシアは甘えた声を出した。
レイリックはそんな少女の顔を自分の方に向かせるとキスをする。
「ふふっ、お風呂入ろう?」
キスを終えるとお風呂に入ろうと言うアリシア。
レイリックはその言葉に頷いた。
「ふぁ…」
浴室に入って互いの身体を洗い合ってから湯船に浸かる二人。
元々綺麗なアリシアの肌が濡れる事で更に綺麗に見える。
「!レイリック?もう限界だからこれ以上はダメだよ?」
アリシアはレイリックのとある所を見て頬を赤く染めるとこれ以上はダメと指でバッテンマークを作る。
レイリックの体に残っている精気は残りわずかこれ以上は寿命をアリシアの体はレイリックから吸い上げてしまうためこれ以上はダメなのである。
「ごめん、君の体を見てるとついな」
「私の体ってそんなにえっち?」
「正直言ってかなり」
レイリックとして適度に体型がムチムチしていて胸は大きく顔はとても美人で可愛らしいアリシアは物凄く好みな女性である。
アリシアを洗脳して操っていたレイリーゼに対してはかなり思うところはあるが体型改造に関してはかなり良い仕事をしてくれたと思ってしまうのも仕方ないくらいにレイリックの好みなのだ。
「そう」
好みだと大好きな彼に言ってもらえたアリシアは尻尾を嬉しそうに揺らす。
「ふふっ、もうしちゃダメだけど触るのは問題ないからたっぷりと触って?」
そして彼にもっと触って良いと許可を出した。
「…ああ」
そう言われたらレイリックに止まる理由などなくなる。
お風呂の中で湯上がりしそうになる直前までこの可愛らしいサキュバスご令嬢兼サキュバスの姫兼魔王とイチャイチャして過ごした。
浴室から出て部屋に戻った二人。
アリシアは着て来たドレスをレイリックに着させて貰っていた。
これもアリシアが帰路に着く前の最後のイチャイチャでありレイリックは着させながらアリシアの体を触る。
アリシアは全く嫌がらず寧ろ嬉しそうにレイリックの好きにさせてあげる。
「終わりだ」
「うん」
ドレスを着たアリシアは振り返り微笑む。
レイリックはこの愛おしい少女を抱き寄せるともう一度唇を奪う。
「うふふ、今日は本当に良かったわ、またしようね?」
「あぁ」
アリシアは最後にレイリックの頬にキスをしてから去って行った。
「ふぅ…」
彼女を見送ったレイリックは疲れた様子でベッドに座り込む。
するとアグリックが部屋に入って来た。
「お疲れさん」
「…聞こえてたか?」
「そりゃあな」
アグリックは息子の胸に拳を当てやるじゃねぇかと言う。
レイリックはこんな事褒められても…と微妙な顔を見せた。
「サキュバスの相手は大変だろ?ゆっくりと休みな」
「あぁ」
レイリックはベッドに横になる。
「あぁそうだ、どうだ?可愛かったか?」
「当たり前だ」
即答である。
〔サーストン家〕
朝帰りをしたアリシアは部屋の中で待っていたチェルシーの顔を見て申し訳なさそうにする。
「?何を申し訳なさそうにしているのですか?」
しかしチェルシーはそんな顔する必要はないぞ?と首を傾げる。
「だって遅くなっちゃったし…」
「大好きな人とたっぷりとイチャイチャして来たのでしょう?何も問題はありません」
寧ろ円満な関係を続けてくれる事がサーストン家の未来にも繋がるためチェルシーは全くアリシアがレイリックとイチャつく事を問題だとは思っていない。
レイリックならこのご令嬢を任せても全く問題ないと思っているからである。
「そ、そう…」
アリシアはチェルシーがそう言うなら良いかと思う。
「お風呂に入りますか?」
「あっもう入って来たから大丈夫よ」
そう言ってポポポと頬を赤く染めるアリシア。
「あらあら?お風呂で何をなされたんです?」
チェルシーはそんなご令嬢の顔を見て何をしたのか聞く。
「い、言わない!」
するとアリシアはぷいっ!とそっぽを向いてしまった。
非常に可愛らしい。
「…」
(んー本当になんと言うかあえて言葉で示すなら可愛い生き物と言うか…レイリックさんが夢中になるわけですね…)
チェルシーはそんな事を思いながらレイリックが夢中になるわけだと心の中で言う。
「お腹すいた、朝ごはん用意して?」
くぅ…と可愛らしくお腹を鳴らしながら言う。
「はい、今日から会議などで忙しくなりますし頑張りましょうね?お嬢様」
「ええ、頑張るわこの世界のためにもね!」
この戦いで勝てるか勝てないかで人と魔族が手を繋いで生きられる時代が来るか来ないか決まる重要な局面に入った。
アリシアはチェルシーが作った朝食を食べると少し眠いので仮眠を取り眠気を取るのであった。




