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悪き者達は影を行く

〔???〕


アリシアとの戦闘で右腕と左脚を失っていたネーラが治療液の中にいた。


「申し訳ございません…ご主人様…」


ネーラは主人に敗北した事を申し訳なさそうに言う。


「構わぬ、今の強化率で足りぬのならもっと強化するだけの事」


そう言って男が手を振るとネーラの体の各部に触手が殺到し針を突き刺し瘴気を送り始める。


「今回の瘴気は特別製だ、何故なら魔王様より漏れ出している瘴気だからな、これを与える時点で私がお前に期待していると言う事は理解出来るな?、ネーラよ」


「はい、ありがたき幸せ…」


ネーラは主人の言葉を聞きその忠誠心を更に高める。


「まだまだ魔王様の復活までは遠いこれからもお前には存分に働いてもらうぞ、ネーラよ」


「はっ!」


主人との会話を終えたネーラは素直に送られて来る瘴気を受け入れ自分の体を更に強化して行く。


全ては魔族の宿敵である転生者を殺すために。

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