アレシアと黒聖女
〔剣聖の宮殿〕
アリシアは剣聖の宮殿にて今日もアレシアの教えを受けていた。
「ねぇご先祖様、ご先祖様も黒聖女と戦ったのよね?」
「ええ、アレはかなり強くってよ?何故なら聖女の守りの力を攻撃に使うようになるから」
アレシアも戦争当時は魔族を守りそしてこちらには死を振り撒く黒聖女の力には舌を巻いたものだ。
「それに元人間達だからやはり戦っていて気分の良いものではないわ」
魔族は明確な敵性種族であるため斬る事にアレシアは躊躇はなかった。
それでも魔人は元人間という事もありアレシアでも相手にする時は剣が鈍る。
「やっぱりご先祖様でもそうなのね」
「当たり前よ、私も人間なのだから」
アレシアはしかしこれは甘さと言えるのだろうと苦笑いを見せる。
「人間である以上甘さはなくせないわアリシア、でも少なくすることは出来る、また黒聖女が出て来ると言うのならば躊躇はしてはダメよ?こちらは元人間だからと躊躇をしてしまうけど彼女達はもう魔人人間のど殲滅すべき敵だとしか思ってない、だから躊躇すれば仲間を失うわよ」
「分かった、出来るだけやってみる」
アリシアは祖先の言葉に頷くと鍛錬を再開する。




