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鈍さの原因スカーレット
〔サーストン家〕
夜眠る前。
テレシアは夫と話していた。
「アリシアちゃんの恋愛に関しての鈍さってねぇ…?多分私似だからよね?」
「あぁそうだな、俺も散々君が幼い頃からアピールし続けてたんだが、中々気付いてくれなかったしな…」
鈍さの原因はスカーレット家の血の影響なようだ。
アリシアは天才者ではあるがしっかりと二人の遺伝子を受けた性格にへとなっているためこうして両親から引き継いだ部分の性格も現れるのである。
「だって…あなたはいつも側にいてくれるから…」
だからこそ余計にアピールに気付きにくかったとテレシアは思う。
幼い頃からアレスが側にいてくれるのはテレシアにとって当たり前だったのだ。
「幼馴染故の難しさだな…」
「そうね…」
アレスとテレシアは互いの顔を見てクスクスと笑い合うと互いを抱きしめ合ってキスをする。
「言っておくけどレイリックくんもそう簡単にはいかないわよ、私似な鈍さの時点でね?それにサーシェス様ってライバルもいるしね」
「だろうな」




