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二十二話

〔サーストン家〕


アリシアは自室にて目を覚ました。


「おはようございますお嬢様」


チェルシーはアリシアに朝の挨拶をする。


「おはよ」


アリシアはチェルシーに挨拶をするとあくびをし伸びをする。


その動きで令嬢の胸元を見ていたチェルシーはまた少し大きくなったなと思う。


毎日一緒に過ごしアリシアの事をよく見ているからこそチェルシーはアリシアの少しの変化にも気付けるのである。


「お嬢様、少しブラがキツかったりしませんか?」


チェルシーはブラがキツくないかアリシアに聞く。


「んー?丁度良いくらいよ?」


アリシアは自分の胸元を見ながら言う。


丁度良いサイズで快適なのだ。


「それなら構いません、でもキツくなったら言ってくださいね?合うサイズを着けることで綺麗な形に成長させる事が出来ますから」


「ええ、分かってる」


アリシアが目指すのは綺麗な形かつ大きい母のような胸だ。


そのため胸に関しての事はかなり素直に言うことを聞く。


そのおかげもあって今の大きさの時点でもアリシアの胸はかなり綺麗な形だ。


同性であるチェルシーからしても羨ましい限りなのである。


「あとは背が伸びるか?ですねお嬢様の場合」


現状のアリシアの身長はこの歳の平均くらいだ。


ここから平均越えが出来るかどうかどれだけしっかりと栄養が取れるか?によって変わってくるだろう。


「伸びる努力はしないとね」


「ですね」


チェルシーはアリシアの体の話を終わらせると朝食を持って来る。


するとアリシアは食べ始めた小さな口で食べるためアリシアの食べる速度は早くはない。


「今日はレイリックさんとの約束があるわよ、ニャルカはこのあと一緒に連れて行くだけだから、私のレッスンが終わったらセレティアの所に行きましょう」


ニャルカは言えば快く一緒に仕事に行ってくれるため何も心配はないがセレティアは教会の仕事があるかもしれないので誘えないかもしれないのだ。


「分かりました」


チェルシーはアリシアの言葉に頷くと朝食を食べ終わるのを待って着替えさせるとレッスンに一緒に向かう。




〔聖教会〕


アリシアはニャルカを連れて聖教会にやって来た。


「ニャルカ、調子は良くて?」


教会の礼拝堂部分を歩きつつアリシアはニャルカの調子を聞く。


仲間の調子を確認しておくのもパーティのリーダーとしては必要なことなのだ。


「んにゃ、絶好調にゃ」


最近普通のギルドの仕事だけではなく黒鴉の討伐任務にも出ていて忙しいがニャルカはとても体力がある方なので余裕だそのため絶好調と嬉しそうに答える。


嬉しそうなのはアリシアの気遣いが嬉しかったからである。


「それは良かったわ」


「元気なのは良いことだからにゃー」


そう言いつつニャルカはあくびをする聖教会の中は程よく暖かく猫族としては眠くなるのだ。


「そこのベンチで寝たらダメかにゃ?」


「摘み出されるんじゃないでしょうか…」


来ている一般人は皆それぞれ祈りを捧げるためにベンチに座っているのに急にやって来た猫族が眠り始めたら間違いなく怒られる。


「あはは、冗談にゃ」


「本当ですかぁ?」


ニャルカはたまに冗談か本気か分からない時があるためチェルシーは疑った表情を見せる。


「本当にゃー、ほらセレティアの部屋に着いたにゃ」


話している間にセレティアの部屋に着いたためノックしてから中に入る。


普通なら聖女の部屋にこんな気軽に入れないがかなり仲を深めた友人であるため何も問題はない。


「お仕事ですか?」


部屋の中で本を読んでいたセレティアはギルドの仕事か?と聞いて来る。


「ええ、レイリックさんって人と一緒に依頼に行くの、セレティアは今日は予定はなくて?ダメなら三人で行くけど」


「大丈夫です、行けます」


聖女の仕事は朝で済ませられるようにしているため午後は暇なのだ。


午後暇になるようにしてあるのは友とギルドで仕事をするためである。


基本的に聖教会は聖女だからと行動を制限する事はほぼないためセレティアは聖女としての役割はあるものの自由に生きる事が出来ている。


昔の聖教会は聖女の行動を縛り自由はあまり与えていなかったがその影響で不満を持ち離反して魔族側に着き黒聖女となってしまう者もいた。


それを反省した結果今の聖女の扱いが完成したのである。


「それなら良かったわ」


「それにしてもレイリックさんってアグリックさんの息子さんですよね?」


どうしてまた一緒に仕事を?とセレティアは首を傾げる。


「そうよ、アグリックさんと話しているうちに会うことになってその次は一緒に仕事をしに行く事になったわけね」


「なるほど」


セレティアはアリシアの言葉に頷いてからチェルシーの元に向かう。


「アリシア様の旦那様候補二人目と言う事ですか?」


小声で話す。


「はい、そうです」


チェルシーは別に隠すことでもないため素直に答えた。


「なるほど、同じ女の子としてアリシア様が誰と結婚するのかは気になりますね」


「そうですね、ただ今の候補二人のうちどちらと結婚しても確実に幸せになれると思いますが」


「何の話?仕事に行くわよ?」


話しているとアリシアがそろそろ行こうと言って来た。


セレティアとチェルシーはその言葉に反応するとアリシアに近付き彼女達共にギルドに向かうのであった。

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