アグリックは酒を嗜む
〔王都グランセイス〕
ある日の夜王に呼ばれてお酒の場の話し相手としてアグリックとアレスが呼ばれていた。
「よく来てくれたな」
「酒を飲むのは好きですからね」
「俺もだ」
アレスとアグリックは良い酒が飲める為やって来た面が強い。
実際国内や海外から王が集めた良い酒がここには沢山ある。
「それにしてもだ、お前の娘は華々しい活躍をしているな」
「そうですね、俺の娘ではありますが驚くくらいに頑張ってくれています」
「うちでも色んな魔物を討伐してくれているから助かっているぞ」
アリシアの評価はこんな感じで基本的に高い。
「だからこそだな…?そろそろ婚約をだな…」
「前も言いましたが…」
「分かっている…しかしサーシェスがどうにも奥手でなぁ…」
サーシェスは王が言う通りどうにも奥手だ。
そのため二人っきりになったとしても仲はあんまり進まない。
「今度俺の息子と会う予定があるんだが、それであっさりと出来たりしたら面白いな」
アグリックとしては息子とアリシアがそう言う関係になるのはウェルカムである。
「…ありそうで困るのだ」
「ははは、まさか」
まさかと言っているアレスであるが内心焦っている。
「まぁとにかくだ、酒を飲むとしようか」
「はい」
大人の男三人は楽しく語り合いながら酒を楽しみ始めるのであった。




