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十六話、等級昇格試験について

〔サーストン家〕


ギルドや騎士団はまだ休みが必要なようなので次回の作戦は明日行われる。


そのためアリシアは皆に部屋に集まって貰っていた。


「明日は次の闇鴉のアジトに攻め込む任務の日よ、その前にちょっとでも強くなるための修行として何か仕事に行きましょ?」


どんな依頼であってもトレーニングになり体を鍛える事と魔力量を鍛える事が出来る。


そのため依頼を受けて魔物を倒す事で少しずつだが強くなれるのである。


そうしたコツコツとした積み重ねをアリシアとチェルシーは行って来たためこの年齢とは思えない力を誇っている。


アリシアとしてはニャルカとセレティアにもその積み重ねによって強くなっていって欲しいと思っている。


「分かりました、行きましょう!」


セレティアはノリノリな様子で行こうと言う。


彼女はこれまで聖教会で事務的なトレーニングを行っていたため正直言うと修行とはつまらないものであった。


しかし今は皆と共に切磋琢磨して強くなる事が出来る。


セレティアとしてはそれがとても楽しい。


「決まりね、それじゃ行きましょうか」


アリシア達は転移して王都のギルドに向かう。


ちなみにサスノリアのギルドに向かわず王都のギルドに向かう理由は等級昇格試験についてもついでに聞くためだ。




〔王都グランセイス冒険者ギルド〕


アリシア達は冒険者ギルドに転移して来た。


その瞬間に嫌でも注目を受ける。


何故なら様々な強力な魔物を撃破したりつい先日闇鴉のアジトをサーストン領兵達と共に潰したりとアリシアのパーティは新生強力パーティとして注目を受けている。


「ようやく来てくれましたね!アリシアさん!」


すると受付嬢のうちの一人がアリシアを見るなり走って来た。


「やっぱり等級昇格試験の事で用があるのでしょう?」


「はい!アグリックギルドマスターの元に向かって下さい」


「了解」


アリシアは予想通りだと思いつつ仲間達と共にアグリックの部屋に向かい中に入る。


「おうよく来たな、嬢ちゃん達、まぁ座れ」


アグリックは少女達に座るように促すとお茶を出す。


見た目は怖いがこのアグリック女性にお茶を出したり紳士な男である。


「まず先に伝えないといけない事があってな?闇鴉のアジト潰しと闇鴉自体を潰し終えるまでは等級昇格試験は中止となってる」


その理由はギルドからは冒険者達を戦力として闇鴉退治に向かわせており。


等級昇格試験を受けたい冒険者達も戦いに出ているため。


今等級昇格試験を行うと作戦に参加していて参加出来ない冒険者が出て不公平となるため中止としている。


「まぁ仕方ないわね」


「うむ終わり次第再開するから楽しみにしていてくれ、後、昇格試験は無人島で行われる、アリシアの嬢ちゃんとチェルシーとニャルカは大丈夫だろうがセレティアは大丈夫か?」


セレティアは教会での仕事もあるため数日間行われる事になる試験に参加出来るのか?とアグリックは聞いているのだ。


「既に教会に伝えていまして数日間予定が入るかもしれないと言ってあるので大丈夫ですよ」


聖女が等級を得ると言う事は教会にとってもメリットがある。


何故ならセレティアが確かな実力を持っていると言うことの証明となるからだ。


そのため聖教会としてはセレティアが数日離れる事を止める理由はない。


「なら無問題だな、後セレティアも面倒だから七等級の試験を受けれるようにしておいた」


「良いんですか?私は等級を持っていませんが…」


特別扱いは不和を呼ぶのでは?とセレティアは心配する。


「フン、お前達は既に色んな功績を上げていて特別扱いされる理由を得ている、誰も文句は言わんさ」


この功績がなければ間違いなく不公平と言われていただろうがアリシア達はそう言う者達を黙らせる事が出来る功績を上げているため問題はない。


「なら安心しておきます」


セレティアはホッと胸に手を当てる。


「それでは試験の話はこれで終わりだ、続いては依頼の話だ、こいつを倒して来てくれ」


お前らなら出来るだろ?とアグリックは依頼書を見せてくる。


「イフリートからかなり強い魔物にゃ!」


イフリートとは炎の魔人である。


ランクとしてはSSSランクで等級の者達が倒しに向かう魔物である。


「あら楽しみ!」


剣聖の力を覚醒させたいアリシアとしては強い魔物はウェルカムなのだ。


「私の炎とどちらが強いのか力比べが楽しみです!」


チェルシーも炎の力比べをしたいらしい。


「ワクワクします!」


セレティアも手を合わせて楽しみであると示している。


「こいつら戦うの好きすぎるにゃ…」


ニャルカはノリノリな仲間達を見てこうして巻き込まれるのが私の定めにゃと思って首を振る。


「よっしゃ決まりだな、お前らなら倒せるだろうがもしもの事があるやもしれん、今回は俺が着いて行ってやろう」


ギルドマスターが着いて来てくれるなら言わないといけない事があるなとアリシアは思う。


「アグリックさん、来るのは良いけど本当に危なくなるまだ手を出さないでね?」


「おうよ、そのつもりだ」


「ふふっならよくってよ!それじゃ行きましょう!」


アリシア達はイフリートの討伐に向かうため転移した。


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