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お姉ちゃん!
〔サーストン家〕
アリシアが五歳の頃。
チェルシーは基本的には側にいる事になるアリシアと仲良くなるためにご令嬢と遊んだりしてあげて過ごしていた。
「ねぇ?チェルシーはどう呼んで欲しいの?お姉ちゃん?」
幼いアリシアは首を傾げながらどう呼んで欲しい?と聞いて来た。
「んー試しに呼んでみてください」
「分かった、お姉ちゃん!」
「…!」
満面の笑顔でチェルシーをお姉ちゃんと呼ぶアリシアそれを見てチェルシーはこれはいかんと思う。
可愛すぎて適度に厳しくもしてくれとアレスに言われている手前それが出来なくなりそうなこの破壊力はいけない。
「チェルシーで良いです…」
「そう?あなたがそれで良いと言うのならそう呼ぶわね?」
アリシアはお姉ちゃんでも良いのにと思いつつ返事をした。
「それじゃアリシア様、今日は何をして遊びますか?」
「ゴブリン殴りに行こう!」
「ダメです…」




