掛け合い台詞☆神の子シリーズ☆闇堕ち勇者(アドリブ無し)
A:国の王。偉い人。
B:「神の子」と呼ばれる人物。
※男女自由。一人称・二人称・口調・語尾変更可
A「今、なんと言ったのかしら? 神の子さん。」
B「僕の名を利用して、民を苦しめるのはやめて下さいと言ったんです。」
A「ふふ……。なんの事?」
B「『神の子が世界の闇と戦うために、大量の資金が必要だ』なんて噂を流して、民から金を集めているんでしょう?」
A「皆、必死になってくれているわね。」
B「そして、その金を、私的に流用している人間がいる。」
A「あら、そうなの? 酷い人間もいたものねえ?」
B「とぼけないで下さい。……貴方なんでしょう?」
A「何を言っているのか、分からないわね。」
B「……貴方が僕の名前を利用するのを止めないというのなら、僕は神の子を辞めます。」
A「……ふぅん?」
B「この国に神の子が居なくなれば、資金集めの口実も無くなる!」
A「神の子で無くなったアナタに、この国での居場所があると思って?」
B「そ、れは……。」
A「なんの取り柄も無かったアナタを神の子にまで仕立ててあげたのは私よ? アナタは死ぬまで、私に……この国に仕えるしかないのよ。」
B「……僕は、そんなつもりで神の子になったんじゃない。そんな風に生かされるくらいなら、僕が貴方をーーーそして、この国を滅ぼしてやる!」