表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/35

5話 街発展、貿易

朝日で目が覚めた、昨日は防具とかを手に入れたんだっけ,,確か今日からちょっとした連休だっけ?


ちょっと街に戻るか、そう思いそばで寝ていたヒョウを起こし、転移魔法を使用して街に戻った。


転移魔法は物質操作の中にある権能の一つだ、けど魔力をとても使うので使い過ぎには注意が必要だ。


そうして街に戻ったが、また大きくなっていた、「リョウ様達ー」ヒショウが全力で叫んでいる。


「お戻りになられましたか!人が増えたので街を大きくしました!!」自信満々にそう言う、でも凄いありがたい。


「分かった、そういえば問題点ってあった?」一応問題点があれば改善するのが僕の務めだ、「実は少し収獲物の置き場所がなく困っています」成程サイロとか

作ってなかったもんな。


「よし!早速サイロを作るぞ!」


「おお、ありがとうございます」そうして持って木材や石材でサイロを作りそこに収穫した物を運んで入れたしかし驚いたのはその量だ。


どうやら僕の作った種は成長が速くすぐに収穫できてしまうようだ。


お陰で食糧問題はなく,余っても森の土に埋めて、木や植物が育つだけなので、いいらしいがやっぱり食べて消費したいらしい。


そして僕の希望はやはり甘味が欲しい!贅沢を言っているように聞こえるが本当に

味に彩りがないと結構悲しいのだ。


でも街の人にとっては毎日食べられることが奇跡と同じだと言うことを聞いたことがある。


やっぱり自分達がいた世界は恵まれていたんだな、と感じさせられる。


「そういえば周りの探索をしている時に面白そうなものを見つけました」そう言われ持ってこられたのは植物の種のようだった。


早速分析してみると大豆に似ているようだった、これ枝豆もいけるのでは、それから小豆とか!


早速一つ受け取り作成者の権能物質創造を使用し小豆が作れるか試してみる。


(物質創造開始,,種の遺伝子を破棄,,新たに遺伝子を創造,,成功率10%,,,20%,,,,50%,,エラー失敗しました再度実行5%,20%,,,30%,,,40%,,,80%,,100%成功遺伝子と結合させます,,成功,,遺伝子テーブルに小麦、米、小豆、大豆が追加されました)


よし、そういえば野菜を作ったとは言ってもキャベツしか作ってなかったからな

そりゃテーブルにはキャベツしか登録されないか。


とりあえず今作った小豆と大豆を植えに行く、畑に行って見るとかなり畑が大きくなっていた,,これ世話出来るの?「ヒショウ,,これ世話できてる?」


ヒショウに聞いてみる「はい!人手がとても増えたので、これくらい余裕です!」理解、それにしても人はどれくらいいるのだろう「ヒショウ、人はどれくらいいるんだ?


「全体で1500人くらいですかね」多くね!?ちょっと予想外だった,,その人数で食糧問題ないの凄いな,,通りで街がでかいわけだ。


今作った種を植えて別の場所に向かってみたすると凄い数の鉱石が置かれていた,,何これ?掘り出されたやつ? 


「あ、リョウ様!見て下さいこんなにも鉱石が取れましたよ!」うん掘りすぎ、これどうするんだよ、今明るく話かけてくれたのはランセルという名の青年だ。


他にも植物に詳しくまとめ役をやってくれているソフィアという名前の女性も任命した,,あれこれ僕いらなくね?


正直そう思いヒショウに「僕いなくても全然回ってるね,,僕いらないんじゃないかな,,」そう呟いた。


「何を言いますか!リョウ様がいなければ生きていませんでた!しかもこのように私達で街をまわせるようになったのはリョウ様のおかげです!だからリョウ様はいらなくなんてないんですよ」


そう言われる全くヒショウも上手いな,,そんなこと言われたら張り切っちゃうじゃないか,,単純というならそう言ってくれ,,。


「よし!鉱石から装飾品や武器を作ってくるよ」


「おお!自信を取り戻しましたか!是非お願いします」そうして移動するとそこにヒョウがいた。


「凄いよ色々な鉱石があって、分析できないけどそれでも凄いとわかるよ!」確かにな分析すると前掘り出した物よりも高度や魔力密度が上がっている。


これで調理器具とか作ったらいいものが出来そうだ!


そして軽く作成者でフライパンなどの調理器具を作成した。


因みにフライパンはレシピがないが生成者の自由生成フリーレシピモード変換を使えば僕の記憶からものを作ることが出来るようだ。


これならアンパンとか作れるかな?そんな淡い期待を持ちながら作成していく,宝石系は指輪やネックレスを生成しサイロに入れておいた本当によく発展したと思うよ,,。


そうして夕方になりみんな各々の家へ帰っていった自分も帰り久しぶりに自分の家

のベットで眠った,,明日も頑張ろ,,。


次の日の朝起きると外が騒がしかった,外に出て話を聞くと来客用の家を建てたほうがいいのではないかと言うことだった。


確かに来客が来たことを想定して作った方がいいとは思っていたんだよな,,。


そして僕もその話し合いに参加し作ることに決定したが問題点があるそれはあまり肉がないのだ。


この街ではほとんど肉をあまり食べずパンなどを食べるのだ正直それを聞いてじゃあ僕が米を作った意味は,,?


そう思ってしまった,,なので来客用の家は他の人に任せて僕は狩りに出かけた。


そこで最近手に入れた防具と武器に着替える、着替えるのは一瞬なので簡単だ早速着替えると速度が上がった、しかも身体能力も上がっているので、移動も簡単だ。


すると熊や蛇などがいたのですぐに首を切断して倒す、正直こんなに弱いのか,,と思い作成者のアイテムポケットに入れておいた。


その後オークや鳥などを狩り街に戻ろうとしたところ道を塞がれた,,。


なんだ見た目はただの大きいオークのようだが,,分析すると


(オークジェネラル身体能力がオークと桁違いです)


成程ね,,でも敵ではないな,,すぐ首を切断して倒す、すると石が出てきた、なんだこれ分析,,


(魔石,,魔物の中で魔力が結晶化したものランクが上がれば上がるほど魔力は濃くなる)


ふーん、そしてずっと気にしてなかったけどなんなのこの声。

(,,,)


黙るなよ,,まあいいや一旦街に戻るか。

 

そうして戻ると驚いた、まさかのグランド王が来ていたのだなんで?


すると「リョウ久しいな前貿易の話をしようとしたのにお前は心理を読んでさっさと帰ってしまっただろう!本当に食えんやつよのう」


あ,,そうだ貿易とかめんどくさいからさっさと帰ったんだった、そりゃ来るよな,,怒ってるのかな?


「グランド王まさかお怒りですか?」一応聞く「そんなわけ,,いや場所を移そう」そっか貿易の話なんて普通ここでしないか,,。


執務館に案内してそこで話をする「改めて今回は貿易のためにやってきたのだ」うん知ってるそして心理妨害も忘れない「今回はしっかりしておるのか」そんなふうに言われましてもねえ,,。


心理を読まれるのはねえ…。


「グランド王、まずどんなものを交換したいのですか」そう聞くと急にグランド王が笑い出した。


「ははそんなに堅くならくても良かろうにお主もここを治めているだろうそしたら俺と対等だ」


「でもまだ国と呼べるかは怪しく」


「そんなことはないもう立派な国だそういえばここの名前はなんと言うのだ?」


グランド王にそう認められるのは嬉しいな、けど名前か,,どうしよう空がいいからスカイ?いや安直すぎるか,,。


ならペルシャ語でなんて言うっけラズワード,,スペイン語だとシエロだったかな?


どうしようラズワードからラズを取ってそのままつける,,ラズシエロ,,うーん微妙,,シエロ,,そういえばイタリア語でシエルだっけ,,。


ラズシエルうん!これがいい「ラズシエルだ!」


「おお良い名前だな」今即興で考えたんだけどね,,「本題に入ろうグランド、どんな物を貿易したいんだ?」


「良いぞその調子だこちらが欲するのは作物などの食糧だな」

そうか作物なら大量にあるから全然良いな。


「でそちらはなんだ?」そうかこちらも何か貰えるのか,,それなら「通貨って貿易できるか?」するとグランド王が少し考えて。


「良いぞむしろ俺の国が他の国の通貨の製造を担っているのだそれぐらいできる」よし!これでやっと通貨が手に入る!


「ただし条件がある」待ってこれまさか条件重い?


「普通にそちらが運んできてくれんか?」え?それだけ?「いややはりこちらとしても労働力をあまり割けんのだ,,」そう言うことねでもそれは僕のスキルで全然いけるし大丈夫だ!


「もし無理ならなんとかするが」


「いや大丈夫僕が運べるから」そういうと「それでこそ統治者だ、安心しろ労働力を割けんと言ったのは嘘だ、それでどう動くのかを見ようとしたのだ」


うんそれ言っちゃう?まあ良いけどさ「ありがとう、じゃあそう言うことで」


「ああ待っているぞリョウ」

そうしてグランド王は転移魔法で帰って行った。


今日は疲れたな,,明日も頑張るか,,そうして眠った。

読んで頂きありがとうございました!!!!!!!!少しでも面白い!続きが読みたいと思ったらブックマークと感想、星をたくさんつけてもらえるとモチベーションになりますのでお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ