3話 街復興
あの魔物との戦いが終わってから街の人たちは活気を取り戻していた、人手が多いいしこれなら…。
そう街の復興も兼ねた発展だ、もう少し街を広げたいし、鉱山があるのでそこも掘りたいが第一に畑だ。
この街は狩猟をしていたのだが、やはり取れない時もあったらしく餓死する人も多かったらしい。
まぁそりゃいるよな…。
正直自分としても餓死する人は見たくない、そこで体力自慢の人たちを畑にしようとした所に集めた、しかし集まった人が少し疑問に思っているような顔だった。
早速統率者を発動、対象への身体能力向上、そして、この世界は何より植物から安定して種が取れなく、食糧事情を解決する場合には莫大な広さの畑が必要らしい。
通りで疑問に思われるわけだ、出来るかは分からないが物は試しだ!
生成者を起動 権能 物質生成 分析者も同時起動。
(必要な元素を魔力を使用し生成,,,,成功、次に生成した元素の結合を開始,,達成率10%、20% 50%、100%,,,成功。)
(権能、元素生成、物質合成が解放、常時使えるようにしますか?Yes or NO)Yes、(常時使用可能に切り替えました,,合成結果名前なし、遺伝子情報がなく育つ確率は0%です)
不味いな、遺伝子情報なんて分からないのだがもしかして今まで通りイメージをすればいいのか…?取り敢えず、小麦をイメージした。
(遺伝子情報を生成を開始,,成功、先程の物質と結合?Yes or NO)
Yes
(…作成に成功、名前小麦の種育つ確率は90%)よし90%ならよし!全部が全部育つ訳じゃないからな,,。
(物質創造に植物の種が追加、スムーズに作成が可能)
まじかそれなら,,そして自分は米を作った、その時
「終わりました」
と声が聞こえたので立ち上がろうとしたら、急にふらついた、なんだ,念の為自分を分析…。
(魔力量がかなり不足)
そういえば物質生成には魔力を消費するんだよな。
取り敢えず作ってくれた畑に種を蒔いて、水を与えといた、というかもう倒れそう…。
回復薬って回復するっけ?取り敢えず飲むか,,そして回復薬を飲むとふらつかなくなった!
分析すると(魔力量完全)良かったこれで次もいける、そして自分は鉱山に向かった。
そこの山は魔力密度が高く良いものが掘れそうだったのだ、ちなみに街を広げるのと道はヒョウに任せておいた。
[統率者を発動]そして掘ってすぐに鋼が出てきた、この調子なら…そして日が暮れるまで掘るとまず鋼と魔石、水晶、鉄、金、白銀、魔ベリル、などが掘れた!
しかし白銀も出てきたのはすごいがもっと凄いのは魔ベリルのようだ。
街の人に聞くとここまで綺麗に結晶化している物はなかなか無く、もし王都で売られていたらすぐに買われてしまうほどのようだ。
アクセサリーとしても武器の魔力の補佐にも使えるらしい…。
しかしそんな物が大量に手に入るこの山は何だよ。
そう思いつつ街に戻ると驚いたとても良く整備されていて「凄い,,」と口に出してしまった。
そして新しく作られていた自分の家で眠った、これで街が安定したら良いなと思う。
次の日の朝、街の人たちは各々の特技を生かして仕事をしていた。
体力がある人は、畑や鉱山などに行き。
植物に詳しい人は畑へ。
建築技術がある人は家の建設や修復の指示を出していた。
一人一人がしっかりと仕事ができていて、復興は成功したと思う。
しかし1番驚いたのは自分が蒔いた種がもう発芽している事だ、実際街の人も驚いていた…本当に自分のスキルに毎回驚かされる。
因みに僕が今持っている剣はこの街にいた1番の鍛治師が打ってくれた最高品質の武器だかなり手に馴染んで使いやすい。
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