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2話 魔物との戦い

朝だ、昨日はキャンプをして寝たんだっけ昨日使った薪まだ使えるかな。


そう思い火を出してつけようとしたが、付かなかった「流石に無理か」そう呟くとあることに気づくヒョウがいない、迂闊に動いても入れ違いになるしな、ここで待っていよう。


取り敢えず時間を潰すためにそこら辺の木を切り倒して木材や薪を作る。


そして最近分かったことだがスキル生成者には素材などを入れるポケットのような物が補助的能力としてついていた、しかもその容量はほぼ無限でなおかつ、固体……つまり形がある物ならなんでも収納できる…。


正直補助的能力レベルの能力では無いと思う、収納する時はいつも通り、収納のイメージを考える。


また取り出す時は同じように取り出すイメージを考える。


ただこの能力には少し条件があり、まず生きている物は入れられない。


そして入れる物に必ず触れていなければならないというものがあるのだが正直そんな事は気にならない程高性能、そんな事を考えていると「すいません!遅くなりました!」


そう言ってヒョウが帰ってきた。


「ちょっと探してて」


息をあげながら話している、全力で走ってきたのだろう。


「探している物はなんですか?」


「街ですよ、流石にずっと森の中っていうのはまずいですって」確かに魔物が凶暴ですぐに襲ってくるからな,,お陰でスキル水操作、暗視、毒粉、麻痺粉が手に入ったよ,,。


そうだ!


「すいません氷の塊出してもらえますか?」


「良いですけど,,」すぐに分析者で分析してみる、氷の塊。


(生成元となった氷操作を確認、複製獲得を開始,,情報が不足しているため失敗,,さらに分析,,)


やっぱりそう簡単には出来ないか,,。


「どうでした?」


「情報が不足しているかなんかで取れませんでした」


習得するための条件がわからない。


「そうですか,,じゃあ街を探し始めましょうか」


「そうですね」


そう答え立ち上がった、因みにこの後ヒョウにタメ口で話すように言った。


街を見つけた、いや見つけたのだが建物にヒビが入っているし人も元気がない、何が起きたんだ…しかし考えても分からないので人に聞いてみることにした。


話を聞くと最近魔物の力が活性化し始め集団で街は襲われ近くの街はほとんど壊れて無くなり、運良く生き延びても、洞窟などに篭っていないとすぐに殺されてしまうようだ。


そして、この街もいつ壊れるか分からない状態らしい「数は?」一応聞いておく街が壊れるくらいなら百は確定だろう。


「数は…80です」それをきいた時多すぎると内心とても焦った。 


そして、ヒョウに小声で話しかけた。


「この街助けた方がいいんじゃないかこの周りに街はないようだし」


「でも80だよ、勝てる気がしないよ…」


もっともな意見だまあ無理もない。


ここら辺の一体の魔物にも少し手こずったりするから流石に一気に来たらまずいよな。


「大丈夫!スキルも結構手に入れたから」


ヒョウは少し考えて。


「分かりました」


そう言ってくれた


「取り敢えず怪我人は?」


「大勢います」やっぱりな。


「案内してくれ」


そうして怪我人がいるところに案内してもらった所へ行くと、まず出血が酷かった、中には腕や足がちぎれてしまうのではないかという人もいた、ただ包帯が巻いてあるだけだったのできっと連戦続きで水薬ポーションがないのだろう。


すぐに自分の持っている回復草を全て水薬にして怪我人に使用し、その後街を囲むための柵を持っていた木材で生成したスキルのおかげで並大抵の攻撃では壊れないようだ。


村に残っていた鋼で剣を作成した1番脆いらしいが無いよりはましだろう。


そして夜が来た。


「蹂躙の始まりだ」

そんな不気味な声がした、その魔物はすぐ街の近くに来ていた、言語を解する魔物か厄介だな。


「ここで引くなら何もしないだが一歩でも近づいたら容赦はしない」


「ふん、何を偉そうに、喰らい尽くしてくれる」やっぱりな街を何個も壊したやつが戻るわけないか。


「ファイヤーウォール」


周りを火の壁が囲む近くに来ていた魔物を燃やしつくした。


「アイスストーム」


氷の竜巻が起きるヒョウも頑張ってくれているみたいだ二十体くらいは倒せたか。


そんな時ヒョウの攻撃と僕の攻撃を避けて入った魔物がいた幸い柵があったお陰で何もなく順調だった。


ちょっとしたアレンジ魔法も使えるようになったしね。


剣に魔力を込めて魔物の群れに突撃する。


魔物の牙や爪は簡単な装備なら貫けるが僕の剣の方が硬いからぶつかったとしても相手の爪が割れる。


しかし数が多い、ヒョウも魔法で応戦してくれてるがこれじゃあ埒が開かないよな。


そんな事を考えていると剣がバキッと音が立って折れてしまった。


原因は魔力を込め過ぎたからだろう最悪だ…。


魔物は好機だと思ったのか一気に攻撃してくる、魔力を身体能力強化に回す、本当はスキルがあった方がいいのだがしたかがない。


何か案はと走っていると一つ案が思いついた、火を凝縮すれば良いんじゃないか?


「ヒョウ!時間を稼いでくれ!」


「え…えええ!?」


ヒョウが何か言っているが一旦無視して取り掛かる。


火をどんどん大きくしていき凝縮していく。


熱は収束させればさせるほど上がる、その代わりに制御がかなり難しくなるだから僕が出来る範囲での温度にして…魔物の軍団に打ち込む。


魔法は炎に耐性はなかったらしく18体ほど一気に倒れた。


(スキル火操作が炎操作に進化しました)


よし!これなら魔物の中心に向かって炎の柱を放つ「フレイムタワー!」かなりの数を減らし、ヒョウと協力して魔物を全て討伐した!後ろで歓声が鳴り響く。


そして街の人の希望で、街の指導者をやって欲しいと言われた、断ったのだがヒョウにも説得されたので、受けた、しかし表面は街の人にやってもらう事にした


(実績、導く人を解放、スキル統率者を獲得)


実績もあるのか,,スキルももらえた!


早速スキルを分析してみる能力、スキルなどを統合したりできる、また人の身体能力を上げたりも出来るようだまた便利なスキルを手に入れた、取り敢えず今日は寝て、明日街を直していくか!


読んで頂きありがとうございました!!!!!!!!少しでも面白い!続きが読みたいと思ったらブックマークと感想、星をたくさんつけてもらえるとモチベーションになりますのでお願いします!


街を襲っていた魔物は弱くはなく脅威度をF~SSで表すなら-Aと村程度なら一夜で滅びる危険度です。

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