りょーりちょー
「ふー...いい湯だったー。」
色んな意味でほくほくになった私はルンルン気分で厨房に向かう。
ん?え?ろーしょんぷれい?
...そんなん全カットだよ。r18になっちゃう。
ほら、話戻すよ?
私ね、こっちの世界に来る前からの習慣のせいなんだけどお風呂上がりは牛乳を飲みたいんだよね。
「りょーりちょー!牛乳くださいなー!」
「あ、はい。牛乳ですね。わかりました...ってあれ?ここに入れてたはずなんですけど...おかしいなぁ...」
料理長は冷蔵庫を開けて牛乳を探す。だけどどうやらなさそうだね。
「すみません、冷やしてたはずの分がありません...牛乳は鮮度が大丈夫なので在庫もないんですよね...」
「あー...んー...仕方ないかぁ...諦めるよ。」
ないなら仕方ない。ちゃんと買ってきてもらって明日お風呂上がりの牛乳を楽しもう...
っと思ってたら料理長の顔が赤くなっていた。
「ん?どうしたの?熱!?顔が赤いよ!」
「なんでも...ないですよ?」
「いやいや!なんでもないって訳ないよ?大丈夫だから言ってみて?」
「い...いえ...その...私...料理を上手に作れるように五感を訓練してるので...その...鼻がいいんです。...それで...ヒマリア様から...そのえっちな匂いが...」
「あっ...!?」
さっきユニとお風呂でろーしょんぷれいしたから...それが匂いで分かっちゃった?
うぅ...知り合いにえっちなことしてた事バレるのってなんか気まずいなぁ...
「料理長?...えとね...そのぉ...」
「だっ...大丈夫です!分かってます!魔王様可愛いですもんね!仕方ないです!......うぅ...」
フォローしてくれるのは嬉しいけど...そう必死にされるとめっちゃ恥ずかしいんだけど?
ってあれ?
「料理長?...なんで...お胸の部分濡れて...」
「ひぇっ!?あ...うそっ......うぁ...私...私...実はヤギ族の魔族なんです...それで...その...体質で...えっちな気持ちになったらお乳が...」
「え?お乳?」
何その素晴らしい種族...
料理長ことローメイ・バフォメットは、かなりおっぱいのでかい見た目年齢は18歳くらいの女性だね。
まぁ、魔族だから見た目年齢通りじゃないんだろうけど...
でも見た目的にはほんとにそう見えるわけで...そんな女性が...お乳がっ...って言いながら顔を赤くしてたら...まぁ、サキュバスが我慢出来ないわけで...
「ひゃんっ!?ちょ?ヒマリア様!?」
「おぉ...凄い...甘くて...えっちな味...」
濡れた服の部分を指でなぞって、母乳を少し舐めてみると...めっちゃ美味しい...
「よし!料理長...いや!メイさん!部屋行こう!牛乳の代わりにメイさんミルクを飲ませて!」
「えぇ!?そ...そんな!ちょっ...引っ張らないでくださいー!」
今晩からお風呂上がりの牛乳は、お風呂上がりのメイさんになったのだった。
料理長...女性でした...




