ばつげーむっ
ユリシャインの団員とキャッキャウフフ的なことを楽しんでから数時間後。
もうすっかり夜も更けてきた。
そろそろ寝ようかと読んでいた本を本棚にしまい寝室に向かう。
ふぁーっと可愛らしい欠伸を出しながら寝室の扉を開けると...
「...ひゃんっおねー様...もっと!」
「メアは...ここが好きなんだね!」
......静かに扉を閉めた。
そう言えば今晩メアを連れ込むとか言ってたわ!記憶の片隅に置きすぎて忘れてたわ。
やるって昼間に言ってた時に一瞬ピンクラビットが見え隠れしてたよね。
だから...まさかね?とは思ってたんだよ?
さすがにホントにするとは思ってなかったよ!...でも素晴らしいっ!
実の姉妹の絡みとかご馳走様です!大好物です!
姉妹の絡みってやっぱり普通のユリとはまた違った絶景だよね。だから私が混ざるのはなんか違う気がするよね。
先程の一瞬で脳裏に絶景を焼き付けたのでもうおなかいっぱいってことにしようね。今日は回れ右してリビングのソファーで寝ることにしようね。
いやね?私にあそこに入っていく勇気はないね、うん。
今晩は、姉妹のおふたりで楽しんでください!それでは、ばいば......っ!
痛いぐらいの力で腕を掴まれた。
「ねーヒマリア?どうして逃げるの?」
「あはは...邪魔しちゃ悪いかなーって?」
振り向くと目にハートが浮かんでいる...つまりピンクラビットの特性が出ているユニが居た。
「えー...3人でするからよろしくね?っていったよねー?遠慮しなくていいんだよ?」
「あ...ちょっ!力強っ...!」
考える間もなく、ユニにぐいぐい引っ張られベット前まで連れてこられ...そのまま押し倒された。
「ねーねー...私知ってるんだよ?ヒマリアが団員の女の子にもうセクハラしてるの。」
「えー!そうなの!?おねー様が居るのにセクハラー?ヒマリアってば節操ないんだー!へーんたーいさん!」
「別にね?ヒマリアはサキュバスだからそういうことしちゃダメって言わないよ?......でもーその代わりにーそういうことした後はちゃーんと私と愛し合ってくれないとー... 」
ユニは...嫉妬するよ?の部分だけ、私の耳のすぐ側で声のトーンを落として囁くように言う。
やばいなんかゾクゾクした...!
「ご...ごめんね?」
「だーめ!許してあげなーい。バツとして罰ゲームをするね?」
「おぉ、罰ゲーム!いいね!メアも協力しちゃう!」
ユニとメアはにこーっと笑いながら、私の髪の毛を手ぐしで梳く。
...なんか、ピンクラビットの特性でユニもメアも性格がちょっと変わってる?
でもうん。悪いことをしたのは確かだもん。どんな罰ゲームでもやろう。
「じゃーね。罰ゲームは...ヒマリアはさっきのでわかったけど...耳...弱いよね?」
「...そうかもしれない......」
「よしっ!じゃーねー... ... ...」
ぞわぞわぞわっ...
「罰ゲームは耳舐めと、耳元でいっぱい好きって囁かれることだよ... ... ...」
ぞくぞくっ...
「なっ...なに?え?それ罰ゲームじゃなくない!?」
普通にご褒美だと思うんだけど!?
「えへへ... ... ...」
「ふぁぁっ....ちょっ今...耳の中に舌入れたよね!?」
「ちゃーんと罰ゲームでしょ?メアも協力してね?」
それから気を失うまで耳舐めと耳元でいっぱい好きって囁かれた。
罰ゲーム?...やっぱりご褒美にしか思えなかったけど...ちょっと舐めてたよ。
だって天国が見えたもん。
過激な感じになりそうな部分は朝チュンでカット――!
いや正直な話、楽しくなってえっちにすぎた部分はカットしてたりするのでそういう部分をもっとボリューム増やしてノクターン行きさせてもいいなって考えてます。




