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ヤンデレ百合って最高じゃね?  作者: くそ雑魚後輩
2/2

出会い編である!

灯は花壇に一人立ち竦んでいた。

なんでも、この国の神話で

"時の神が起きるとき、文明を示せ"

" 時の神が眠るとき、美しきを示せ"

という言い伝えがあるからだ。


それにしても退屈だ。

代わり映えのない日々、ただただ時間だけが進む

退屈な日々に灯はうんざりしていた。

だからだろうか。

「御機嫌よう、我が文明」

__王女様がこの花壇に現れた。


「ご、ご機嫌よう王女様、」

声が震えているのが自分でも分かった。

何の断りもなく王女様を見てしまった

自分はどうなってしまうのか、想像がつく。

みっともなく震えていた。

こんな事なら退屈な日々でよかった。

ぐるぐるぐるぐると、頭の中を言いようのない

感情が回っている。

目の前の王女様は何故か笑みを浮かべている。

「あの、王女様。こ、このような時間帯にどうされたの

ですか?」

泣きそうになりながらに問う。

実際少し涙目になっている。

そんな様子に耐えきれなくなったのか、

王女様は笑った。


「んふふふ、別に死刑にしようなどと考えてはおりませんよ。少し息抜きをしたかったのです。王族というのは窮屈で退屈ですから」


はた迷惑な王女様だ。最初にそう思った自分は多分、

変ではないと思う。










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