どうやら転生者のようだ。
短いです。
更新遅くてすみません(;>_<;)
気付けば25万PVいきました。
文字数もいつの間にか10万文字超えて長いですが、たくさんの方に読んでいただいて感激です☆
ウェンディさんはイーサン様が彼女の親衛隊に入ってから数日、毎日チヤホヤされるのが楽しいらしく上機嫌だそうだ。
それでウェンディさんが一人になった時にボソッと呟いた不穏な言葉を私達に教えてくれた。
『まずはイーサン、次は誰だっけ?えっと…確か図書館で何か出会いイベントあった気がするけど…。入学式の出会いイベントは気付く前で終わっちゃって勿体なかったなぁ…。でもまだチャンスはあるか?クラスが違うからやりづらいな…。』
「ウェンディちゃん♪こんなところで一人でどうしたの?探したんだよぉ?」
「あ、イーサン様!何でもないですよぉ?新しいクッキーのレシピにはどんな工夫をしたらいいかな?って考えてたんです。」
イーサン様が声をかけると慌てて何でもない風を装って腕に絡み付いてきたらしい。
「そうなんだぁ。新作出来たら味見させてね?」
「えぇ勿論。」
イベントっていうワード…。
これがゲームの攻略イベントのことだとすると、図書館イベントの対象者はグルマン様。
入学式イベントはアンドリュー殿下とヒロインがぶつかってヒロインを助け起こすのが出会いイベントだった。
ということはウェンディさんももしかして転生者?
それぞれ幼少期の事情が変わったおかげで、ヒロインと同じように心に寄り添って攻略は出来ないと思うし、ゲームの通りという訳にはいかない。
それでもボールが当たって保健室に運ばれるイベントはイーサン様との出会いイベント。
偶然だと思っていたけど、ヒロインがいないことに気付いたウェンディさんがヒロインに成り代わろうとしてる?
対象者は4人。
恐らくヨハンも狙われる。
ヨハンはそもそもの設定で平民を見下すっていうのも孤児院ボランティアのおかげでなくなったし、出会いはヒロインと同じクラスになった時だからクラスの違うウェンディさんはどう攻略するつもりかな?
とりあえず意味は分からないけど、やっぱり誰かまだ狙ってるから皆警戒を怠らないと決めて、イーサン様が引き続きウェンディさんの様子を探ることになった。
それからメリッサが調べてくれた情報によると、サバラン商会とは別にウェンディさん独自の仕入れルートがあるらしい。
そこで見えてきたのがシュトレンのヴァイツェンブロートとは逆の隣国にウェンディさんの手の者が出入りしているところまで調べてくれた。
その情報をアンドリュー様に話し、王家の調べとして他の幼なじみに伝えてもらった。
あくまでもカスクルート家の諜報活動は裏の仕事だからね。
サバラン商会は汚い仕事はしていないみたいで、カスクルート家の商会とも取引きがあるからそれは安心した。
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