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もうすぐ12才

今回短めです。

クロワッサンの流通も落ち着いて、そろそろ入学準備をしないといけない時期になった。

私ももうすぐ12才。


私が通う予定の学校には乙女ゲームでありがちな制服があって普段はドレスやワンピースなのに、ブレザーとプリーツスカートっていう日本の学生服の様な仕様になっている。

女子はクリーム色のブレザーに丸襟のワイシャツにエンジの細いリボンで下は膝より少し上くらいの丈のエンジに濃い緑のチェック柄のプリーツスカート。

男子はクリーム色のブレザーにワイシャツにエンジのネクタイで下は濃いグレーのスラックス。


ピンクブロンドを二つに分けて三編みにしてそれを輪にした髪型で瞳の色は淡い灰色。目は大きく、少し垂れていて小柄な為、小動物のような愛らしさがある、ヒロインのユリシア=ポンデケージョ男爵令嬢が着たら本当にかわいくって、私が攻略対象でも好きになるわ。


勿論攻略対象である4人も似合うしカッコいい。

幼い頃から知っている彼らだけど、最近はグンと背が伸びて幼さが抜けて逞しさが出てきた。


でも、だいぶ本来のゲームとは性格も境遇も違うからヒロインがどうやって攻略していくか楽しみではある。

何故か(殿下とイーサン様は私を狙ってる()で面倒な婚約者選びから逃げてるだけな気がするし、グルマン様はブリオッシュ辺境伯家に夢中でそれどころじゃないみたいで)ヨハン以外婚約者がいないから、婚約破棄からの断罪は、ヨハネスルート以外ではなさそうだけど。


あとはそう、入学までに私がヨハンを好きにならなかったら婚約は白紙に戻るっていうやつ。

結果から先に言うと絆されまくって、そのまま婚約続行になりました。

理由はいくつかあって、放っておけないかなっていうのと、奴を可愛いって思ってしまったこと。

あとは脅しにまで使ってきた妖精の件だけど、気になることもあると思うのに、私が自分から話すこと以外を詮索することがないのが一番かもしれない。

普通なら妖精女王との会話の内容を聞いてきたり色々しそうなのに、そっとしておいてくれる。

湖の妖精の時もピロシキマウンテンの時も相談にのってくれて協力はしてくれたけど、自分の意見を押し付けたり、必要以上に聞き出そうとしないでくれるところが居心地がいいなって。


それでこの間改めて聞かれたときに、そのままで良いよって(好きとは恥ずかしくて言えない)言ったらギュッて強く抱き締められて、指輪を貰った。

私がパン作りで外したりするっていう事情は分かってくれてるんだけど、その指輪は学校で私がヨハンの婚約者だっていうことを周知して、変な虫が付かないように、学校にいる間は着けて欲しいってお願いされてしまって、モブの私に言い寄るやつなんていないし、なんならヨハンが攻略対象でヒロインと仲良くなるかもしれないけど、有り難く貰うことにした。


ペアリングになっていて

私のピンクゴールドのリングにはヨハンの瞳の色のアメジストが主張し過ぎることなく配われていて、ヨハンのゴールドのリングには私の瞳の色のブラウンダイヤモンドが配われている。

そしてリングの裏側には、それぞれ相手の名前が刻まれている。


邪魔にならないシンプルなデザインで、とっても可愛い。

私は貴族令嬢らしくないから、派手なデザインや華美な宝石とかが苦手で、どちらかと言えば動きやすいとか機能性重視なところがあるのをヨハンは分かってくれているみたいで、素直に嬉しかった。


それでいよいよ来月入学する。


もしかしたら、ヒロインがヨハネスルートを選択するかもしれない。

そしたら悪役令嬢の様にヒロインに意地悪なんてしないで、ヨハンに直接確かめる。

それでヒロインが良いって言われたら、耐えられないかもしれないけど、ヨハンの為に身をひく。

でもヨハンが私のことを好きって気持ちは痛いほど伝わってるから、そんなことにはならないって信じてる。

でも頭の片隅にゲームでマリアンナを捨てたヨハネスも存在していて、怖くなる時もある。


学校生活がどうなるか分からない不安もあるけど、私は私らしくやるしかないよね!


お読みいただいてありがとうございます♪

ブックマーク、ご評価いただけたら飛び跳ねて喜びます。

毎日0時に更新していますので、宜しくお願いします☆


いよいよ次回から乙女ゲームの舞台である学校編に突入します。

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