第63話 高ランク冒険者(貴族)用の奴隷
俺はゴブリンロードの討伐報酬を貰う為、
冒険者ギルド職員二人と、
ギルド二階の個室に居る。
「噂は、所詮噂だと思いますが、
それ程、信憑性が高い話なんですか?」
俺は報酬に奴隷が貰えると喜んだが、
訳ありの厄介な商品らしい。
魔族と似た特徴を持ち、
容姿を見られると勘違いした伯爵領の兵力が、
魔族の排除を目的に襲ってくるとか。
しかも、魔族復活の噂が流れているらしい。
「魔法使い達が、
近年、魔法の威力が上がっている、
という報告を貴族にしています。
そして、魔族が目撃されていた頃は、
今よりも強い魔法が使えたという言い伝えがあり、
それらが結びついて、
噂として流れているんだと思います。」
「貴方は信じているんですか?」
「モンスターと置き換えて判断すれば、
対策を考えておく必要を、
感じる程度には信じています。
冒険者ギルドも、
動員出来る最大戦力などを、
頻繁に確認する様になっています。
こんな時に、
魔族の特徴と同じ者を目撃すれば、
かなり面倒な事になりますよ?」
その奴隷が魔族ではないと、
証明する前に襲われるだろうな。
魔族とは、
相当に厄介な種族みたいだ。
「因みに、
他に奴隷はいないんですか?」
高額な商品というか、
厄介事を産むから、
普通に売れないだけじゃないか!
「残念ながら、
これに記載はありません。」
「話を聞いていると、
とても売れる様に思えませんが、
売れ残りですか?」
「いえ、一部では強い人気がありますから、
欲しがる貴族は多いと思います。
もちろん、貴族の奴隷ですから、
いきなり襲われたりはしません。」
特権階級故に、
商品としての価値が見いだせるのか。
「一応、その人気の理由を、
聞いても良いですか?」
「……こういうのは、
彼女に対して失礼ですが、
リンの様な年格好をしていて、
大人相手と同じ様な扱いが出来ます。」
……合法ロリってこと!?
極力、リンちゃんを見ない様にして、
女職員から詳細を聞き出す。
「前向きに検討したいです!
それで、容姿とか、
色々と教えて下さい!」
「……他人の趣味を、
悪く言ったりはしたくありませんが、
多くの女性はトモエ様の事を、
気持ち悪いと感じる事は知っておいて下さい。」
「大丈夫です!」
フレンダさんやミルクさんは、
特に何も言わないと思う。
リーンちゃんは、
君が好きって言っておけば、
ちょろインなはず!
ニースちゃんの事は、
あとで考えよう。
「……私がお勧めしていない事は、
忘れないで下さいね?
容姿ですが、魔族と同じく、
横に長く尖った耳を持ち、
色白で、桃色の瞳と髪を持ちます。
魔族との違いは、
リン程度の背格好から、
成長しない事です。」
ピンク髪!?
ファンタジー。。
「そういえば、
性別は?歳は!?」
奴隷が男だという可能性を、
失念していた。
あと、ロリババアの可能性も。
いや、そうだとしても、
いいんだけどさ。
「ちゃんと、女の子ですよ。
歳は10を越えた程度だそうです。
貴族向けですから、
教育もされていますし、
身の回りの品も一式付きます。」
……それは合法ロリではない様な。
まぁ、いいか!
「楽しみです。」
「そうですか。
確認ですが、
どのように使いますか?」
夜のお供に……と、
言わせたい訳では無いだろう。
「容姿を隠して、
連れ回そうと思っています。」
パーティメンバーが一人減ったから、
パーティ共用馬車に、
乗せるスペースもあるはずだ。
「……やっぱり、
そうするんですね。
面倒事は避けて欲しいんですが。
言っておきますが、
髪も見せたらいけませんよ?」
まぁ、俺の少ない夢経験でも、
ピンク髪には出会っていない。
「分かりました。
どうにかします!」
ロリ奴隷をゲットする為なら、
多少の無理は通してみせる!!
見た目のイメージは、
エルフ耳Ver.のもっかんや○萌先生です。




