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対称性を破って現実⇔異世界変革  作者: 社畜を辞めたい
第四章 稼いで稼いで、まだ稼ぐ
59/65

第59話 冒険者ギルド職員への追及(R15版)

R18版をノクターンノベルス様に投稿しております。

タイトルは「対称性を破って現実⇔異世界変革(R18版)」です。

俺は冒険者ギルドに紛れ込んでいた、

盗人の一人に真実を話すように、

痛みを用いて迫っている。




俺はフレンダさんとミルクさんが、

運んで来てくれた桶から水を浴び、

カスナードと女ギルド職員の、

血肉を落としている。


下の階に水が漏れていそうだが、

既に部屋中血だらけだから、

気にする必要は無いだろう。



リーンちゃんとニースちゃんは、

部屋の外にある廊下に、

無事な他の個室から椅子を運んで来て、

そこに座って休憩している。


特に見るに堪えない、

という事は無さそうだから、

冒険者として精神面も、

鍛えられているんだろう。



その点、駆け付けてくれたギルド職員達は、

青い顔をしていたり、

耳を押さえていたり、

視界に入れない様にしたり、

忌避感を感じているらしい。


まぁ、俺を助けようと、

来てくれた方々だから、

あまり惨い事を、

見せたくは無いんだけど、

今回は証人として手伝って欲しい。




男ギルド職員は体育座りの様な姿勢で、

地面に座り込み、

腕は左右の地面に付いている。

まぁ、手や足が地面から、

離れないからだが。


此奴は声や表情で苦痛を表現しながら、

こちらを罵倒してくるが無視している。

奴の手は痛そうだ。


足の指については、

奴の靴を踏んだりしてみる。

まぁ、靴の中だから見えないけど、

手と状況は同じだろう。




「私から盗もうとしましたよね?」


「してねぇ!!」


「売らないって言いましたよね?」


「知らない!!」


「売らないって言いましたよね?」


「売るって!!」


同じ問いを繰り返し、

冒険者ギルドのお爺さんに、

男ギルド職員の矛盾点を、

見せ付けていく。


「剣を奪おうとしましたよね?」


「していない!」


「剣を掴みましたよね?」


「掴んだだけだ!」


ほら、さっきより具体的な事象が、

明らかになった。


「柄を握りましたよね?」


「ビクともしなかっただろ!!」


此奴は冷静さを欠いている様だが、

動かなかった事が問題なんじゃない。

柄を握って、

取り上げようとした事が問題だ。




「剣を奪おうとしましたよね?」


「なんで俺がこんな目に!」


「剣を奪おうとしましたよね?」


「なにもしてねぇよ!」


「剣を奪おうとしましたよね?」


「しただけだ!

 出来なかっただろ!!」


それって強盗だから!

もし、俺が守っていなかったら、

ゴブリンロードの頭部は、

奪われていただろう。


まぁ、そんな時にギルド職員相手に、

逆らう奴がどれだけいるかは分からないが。




「お爺さん、

 ここまで聞いてどう思いますか?」


暫し男ギルド職員を放置して、

お爺さんと話し出す。


相変わらず、苦痛を表現しながら、

こちらを罵倒する元気はあるらしい。


「痛み付けても、

 真実が話されるとは限らない。

 しかし、何か隠してはいるんだろう。」


「ギルドの名を騙った強盗ですよ。」


「そうとは限らないだろう!」


未だにお爺さんは、

ギルド職員の味方らしい。


よくそれで、冒険者の側に、

立っているとか言えたもんだ。

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