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対称性を破って現実⇔異世界変革  作者: 社畜を辞めたい
第二章 稼ぎの種は色々と
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第21話 冒険者ギルドの試験内容

俺はリーンちゃんが所属するパーティ、

白黒に同行し、フェーズヒに向かっている。




荷馬車の三人は目を閉じたり、

うつらうつらしたり、

休息を取っている。


まぁ、前衛組だろうから、

体力を温存しているんだろう。


ニースちゃんは、御者に集中している。

というか、何を話して良いか、

分からないって感じかな。



「リーンさんの馬車ですか?」


一番親しいリーンちゃんとの会話を、

楽しむ事にする。

可愛いし!

まぁ、このパーティの皆が、

相当整った顔立ちをしていると思う。


「いえ、私は待っていませんよ。

 パーティ共用の物です。」


フェーズヒまでは、徒歩半日って事は、

馬車だとその半分って所だろうか。


「ケフの大森林だと、

 邪魔になりませんか?」


「大森林って言いますけど、

 結構木々に隙間があるので、

 通れない事はあまり無いですね。

 

 それより、トモエさんは試験の事、

 聞いた方がいいと思いますよ?」


俺の事を気遣ってくれている。

こんな美少女がっ!


「ありがとうございます。

 それでは、試験は何をするんですか?」


「簡単です。

 冒険者に一番必要とされるのは、

 強さです!

 もちろん、他の技能も必要とされますが、

 強くなければ、生きていけない世界です。」


そんな事言われても、

リーンちゃん達が強そうには、

見えないんだよなぁ。


「強いので、その点は大丈夫ですよ?」


「もう!私に格好付けたいのは、

 分かりましたから、真剣に考えて下さい!」


いやー。

魔性の女だね、これは。


「相手の事を聞いておけば、

 負けないと思いますよ?」


「本当ですか?

 がっかりさせないで下さいよ?」


「……負けたら、慰めてくれますか?」


「嫌です!」


満面の笑み。

可愛過ぎる!!




「それで、試験は誰と戦うんですか?」


「冒険者ギルドの教官です。

 職員の一種ですが、

 主に冒険者への技術継承を行っています。

 古参の元冒険者ですね。」


「それだと、当たる相手の強さによって、

 ランクが変わりませんか?」


「それは平気です。

 新人が負けるまで、

 弱い教官から連戦しますから。」


なんてえげつない試験だよっ。

丸裸にする目的もあるじゃねぇか。


「つまり、こちらの手の内を暴かれるんですね?」


「はい。暗殺をやって来た人とか、

 そういう人を炙り出す効果もあるそうです。」


「因みに、リーンさんは、

 ぼろぼろにされたんですか?」


ちょっと嫉妬する。

こんな可愛い子を、本人の同意の元、

痛めつけられるなんて!


「なぁ、新人君。

 聞いて良い事と、

 悪い事もあるんだよ?」


クラリスさんが割り込んできた。

リーンちゃんの醜態を、

聞きたかったのに!!


「……リーンさん、すいません。

 変な事聞きました。」


「よく気持ち悪い笑顔で聞かれますから、

 慣れちゃいました。」


そうだよね。

皆聞きたがるよね。

そして、俺も聞きたい!

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