悪役令嬢になって結婚3年目〜前世の姿に戻りました〜
悪役令嬢ものに飽き飽きした時
イライラした時に書きなぐりました。
※雑
悪役令嬢になって結婚3年目突然元の姿に戻ってしまった!?
追放され、隣国の王子レオル迫られ結婚した悪役令嬢カリエラ
「嘘っ!!どうしよう!!」
「レオル!!わたしカリエラよ!! 」
「わたしの妻を偽る無礼者が!!」
「わたしの妻をどこへやった!?」
「あの時あなたと話したこと覚えているわ」
「わたしが追放された時、唯一わたしに優しくしてくれたわよね」
「王子の責務が辛くなった時、膝枕したりしたよね……」
「……っ!」
「ねえ、レオル……愛してる」
「……」ゾワッ
「……そ、うだったのか……」
「元に戻る方法を探そう! 」
「……うん! 」
「ねぇ、レオル元に戻る必要…ある? 」
「君の姿を見知っている人達はみな驚愕するだろう」
「そんな混乱を招いたらどうなるか……」
「そうだね……確かに皆が皆信じてくれるわけじゃないよね」
「ああ」
「レオル……ありがとう
嬉しい」ソッ
「……」
「大好きよレオル」
「……っ!!」バッ
「?どうしたの」
「戻れない……んだって」
「でも諦めちゃダメ!まだ何とか」
「もう無理だ」
「え? 」
「な……に? どうして剣を…」
「お前なんて誰も知らない」
「がはっ……あ……」
「化け物がお前はカリエラでもなんでもない」
「カリエラは 誘拐されんだ! 」
「ちが……」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
「いやああああああああ!!!!」
—————————————————————
「はーっはーっ……ここどこ?」
神「神じゃ」
「神?」
神「お主を魔法学園ラブイチャ&ピースに呼んだのはワシ」
「な、ならわたしを!!」
神「着ぐるみ遊びは楽しかったか?」
「え?」
神「前世の姿を捨てさり、元に戻ろうとも考えなかった自我のない能無しが」
神「楽しかったかと聞いておるのじゃ」
「な……楽しかったに決まってるわよ!!」
神「開き直るなクズが」
「は…? 」
神「周りの皆を騙し過ごす毎日、罪悪感すらわかないのは不思議じゃのう! 」
「なにを……」
神「悪役令嬢という程よい地位とギャップがあったからこそい〜い気持ちになれたんじゃよ」
神「お前はそれを嘆いていたようじゃったがな」
「あなた何を言いたいの!? 」
神「イキリ悪役令嬢と化したわたし!?次の転生はなし!?地獄行きですか〜☆」
「なにそれ…… 」
神「次回のタイトル」
神「異世界ではあるぞ 」
「わたし何か悪いことした!?」
「わたしはただ、皆が幸せになれるように!!」
「みんなに優しくして!!」
「レオルはそんな優しいわたしが好きだって」
神「気持ち悪い」
「……」
神「気持ち悪いんじゃ」
神「正直もっと早くに地獄に送っておけばよかったと思っとる 」
神「異世界転生したやつは地獄行きって決まっとるからの! 」
神「まあ、地獄に行く前にまず、走って切り替えてくるのじゃよ」
「ま…」
神「ほいっ! 」
「…………あれ?まっくら……」
「なに……ここ」
「いくら走ってもなにも見えない」
「なにこれ」
「どうして? 」
「あれ……?」
「出口がない」
「レオル……レオル……わたくしは」
「わたくしは悪役令嬢の……カリエラ……」
「わたくしは………転生者……」
愚痴みたいなもんなので適当です。普段は悪役令嬢もの好きです。でもたまには不幸になって欲しいなって。