最終話 蛇神の降臨と世界の終焉
これで終わりです。
~ある日、ある平和な街にて~
その日は連日続いた雨が止み、久し振りの晴れだった。それぞれが晴れた事を喜びながら仕事に向かって行った。3年前、世界一の国家であるラシス帝国が壊滅したという大事件は初めこそ世間を賑わせたが今ではすっかり冷めている。
時刻が昼をだいぶ過ぎた頃、急に雲が出てきた。その雲は次第に黒くなり、その後雲の中から巨大な眼が覗いていた。
誰もが冗談だと思った。しかし被害は直ぐに出た。
「うっ! うわぁ、 なんだ! なんだこれ!」
突如、隣にいた人が苦しみ出し、倒れたのだ。近くにいた人が近ずいて見ると……その人は死んでいた。
しかもそれはその人だけで無く、次々にさっきまで元気だった人が苦しみだし、死んでいった。
街は1時間とかからずに恐怖に塗れた。前置きもなく突然死ぬのだ、怖くない訳がない。中には街を飛び出そうとする者もいたが門はなぜかどれだけ押しても引いても動かなかった。それから街の中から誰もいなくなったのは最初の被害者が出てから5時間が過ぎた時だった。
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「ハッハッハッハッッ! 素晴らしい!街の中から命が消える。誰もいない街、最高じゃないか!」
俺は城の玉座の上で笑っていた。
「一度やって見たかったんだ! "前の世界"じゃこんな事するのは大変だったからね! 《僕》の望む事がこんな簡単に出来るなんて!」
僕の本当の名前は「亜蔵 覇巻」向こうじゃ大量殺人鬼として名を轟かせていたんだ、人を殺すのを繰り返してたら政府から尋常じゃないくらいの賞金首にされちまってバレると面倒臭いからって事で普通の人に化ける為に偽名使って仕事行ってたら今度は異世界に来ちまうなんて事が起きてよ!
いや~、本当大変だったわ!
「それでお前らに質問、この世界の全ての生物を殺すにはどうしたらいいと思う?」
『マスターの望む儘にすれば良いと我等一同愚考いたします!』
ならばもう誰も僕を止める事なんて出来ない。はやる気持ちを抑えつつ僕はスキルを弄りながら音声を拾う穴を開ける魔法を使って色々な街の音を拾う。何処の街も人の声が聞こえる。誰もこれから自分達が一瞬で死ぬなんて思っていないだろう。俺は笑いを堪えながらスキルを発動する。
「さぁて古き時代の者達よ、退場の時間だ。君達は私の我儘で死ぬ。せいぜい私を呪うがいい! 私にはそんなのは効かないがな。」
【最上位『病』魔法】 〔|世界大感染《ワールドパンデミック〕発動。
「はは、元値は100だからこれ以上は負けられ………」
その後いつまでたっても声が聞こえる事が無かった。
「ハハハハハハハ! 素晴らしい! やっぱりこの世界に生まれて良かった!こんな楽しい事が出来るなんて!」
俺は他の人を退場させ誰もいなくなった玉座の上で独り嗤う。
「さぁて何をしようか? この世界の神になって新たに生命を生み出すか? いや、その前にこの時代の物を全部消して生物の成長する様を見届けようか? そしてある程度育ったらまた消してみよう! そうやって時代を繰り返して見るか。時間は有り余る程ある! ゆっくりやろうじゃないか! 欲望の赴くまま、我慢なんて一切せずに!」
the END.
いや~長かったようで短かったように感じますがこれにて「~蛇転生~ 蛇に転生した男のヘビーな日々」は終わりになります。書き始めたのが去年の10月22日ですから4ヶ月って事になりますかね。
本当はもっと続けたいのですが今後リアルの方で大分忙しくなって来ますのでこの回をもちまして終了にさせていただきます。
最後の主人公の変わりようは大分無理矢理だった気がしますがそこは執筆なんてほぼ初めてなので許してヒヤシンス。m(_ _)m
それでは最後まで見てくださったみなさん最後に出来ればでいいですのでブックマークや感想、ポイントをつけていただければ嬉しいです。
じゃあみなさん、これからもヘビーな毎日をお過ごしください。
バイバイ!(^-^ )/




