第21話 五年後と経過報告
俺が冒険者ギルドに入ってから五年が過ぎた。
あれ以降、俺の戦闘はギャングとの戦いで使った「武器飛ばし」を使い続けており、ランクがBになった時
くらいから俺は周りから『隻眼の鍵師』と呼ばれるようになった。これは二つ名と呼ばれベテラン冒険者ならかなりの人が持っているらしい。この二つ名の隻眼と言うのは俺の格好で左目に黒革の眼帯を付けているからだ。なんでそんな厨二病全開な事をしてるかと言うと、俺の左目は気付かなかったが戦っている時だけ目の中に六芒星が浮き出てくるらしい。これは俺の種族の特性上どうにもならず、かと言ってこれが他の人にバレると騒ぎになるので解決策として眼帯を創り付けていると言う訳だ。
五年間、俺たちはひたすら依頼をこなし、冒険者の最高位で現在俺らを除き3名しかいない「Sランク」になる事が出来た。これは世界最速で同時にSランクになった人数では最多らしい。それ以降マモンは商会を立ち上げ、万の品を扱う店として莫大な利益を上げ、その権力は小国を凌ぐと言われている。アスモデウスは繁華街を作り、この世界の経済の中心となりつつある。その繁華街は経済の中心としてではなく世界の欲望が渦巻く街として俺達の拠点として活用している。
「マスター、始めるのですね。」
「ああ、俺はこの為にこの五年を過ごしてきた。全てはかの賢者の無念を晴らすために。」
「では兵を集めて参ります。」
「ああ、頼む。」
『了解!』
さぁ始めようか、賢者の無念を晴らす復讐を、この最高神である俺の手で!
それでは皆様ヘビーな週末をお過ごしください。




