第19話 冒険者ギルドとゴブリン狩り?
「ここがラクアの街か。」
盗賊を倒した後、歩き初めて30分位すると石を積み上げて出来た壁が見えて来た。スキル「魔力眼」を使うとどうやら土魔法で出来てるらしい。まあそりゃこんな魔物がうろつく世界で石を積み上げて作ったら凄い事になるな。街道は門に続いていてそこで確認をするらしい。
「おい、ちょっとそこの8人こっちに来てくれ。」
門の近くに行くと門番の1人に呼び止められた。
「はい、なんでしょう?」
「ああ、お前達ここに来るのは初めてか?」
「はい。」
ここは正直に答える。
「だったらこっちに来てくれ。《審議の水晶》を使う。」
「《審議の水晶》?」
「知らないのか?」
「ちょっとばかし田舎の方で今までいたもので。」
「分かった、じゃあ説明するけどな。《審議の水晶》ってのは現在唯一量産に成功している古代遺物でな。触れた奴が嘘を吐くと赤く光るんだよ。」
イズ、アーティファクトって?
(マスターなら分かるでしょうに………。 まあいいでしょう。アーティファクトとは太古の昔、正式には三百年程ですがその頃に栄えた古代文明の遺物です。その頃の工学は今の時代の何倍もの水準だったとされています)
「なるほどな、じゃあこれに触ればいいのか?」
「ああ、じゃあそのままで……貴方は以前、人を殺しましたか?」
「はい、盗賊を殺しました。」
水晶は光らない。
「分かった。じゃ次は………」
それから同じ事を全員に行い。俺たちは解放された。
「よし、以上だ。にしてもあんたらギルドには入って無いのか?」
「はい、この街で入ろうかと。」
「なるほどな、そういえばあんたら田舎から来たんだって?どの辺りから来たんだ?」
「クシア山脈の方です。」
俺は適当に答えた。
「なるほどな確かにあっちの方は小さい村が沢山あるって聞くしな。よし、じゃあ入街料だが8人で銀貨2枚貰うぞ。」
イズ、どうすればいい?
(マスター、【知恵】でデザインを作り、【物体】で作成して下さい)
分かった。………出来た!
「はい、これで良いですか?」
「よし、良いぞ。 じゃあ改めてようこそラクアの街へ!」
門番はそう言って出迎えてくれた。
「あ、そういえば私達少し前に盗賊を倒したんですが確認って出来ます?」
「ああ、出来るぞ、だけど見かけによらず強ぇんだな。」
「はい、鍛えてますので、後、これが盗賊の首です。」
「分かった、ちょっと待ってろ。」
暫くすると、門番が小さい袋を持って帰ってきた。
「確かにここら辺で悪さをしていた奴らのリーダーだった。こいつがその賞金で銀貨30枚だ確認してくれ。」
「………確かに。ありがとな。」
「感謝を言うのはこっちの方だぜ。
「よし、じゃあそろそろ行くわ。」
「おう、じゃあな。」
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「それじゃあ先ず冒険者ギルドに行くぞ。」
『分かりました。』
冒険者ギルドは門の近くにあり、石造りの建物で剣と盾のが交わった看板がかかげらてる。扉を開けると一気にザワザワとした騒音が聞こえてきた。見ると屈強な男達が武器を背負いジョッキを煽っていた。一部の冒険者はこちらに気付いたが余り興味が無いのか直ぐ仲間の方へ目を向けた。酒場の反対側にはカウンターが有りその横に掲示板があった。俺は新規加盟受付と書かれた所に移動したそこにいたのはお揃いの制服に身を包んだ受付嬢で、全員が美人だった。
「すまない、登録をしたいんだが。」
「登録ですね。ではこちらに記入して下さい。」
出された紙には名前、性別、得意な事を書く欄があり、簡単に書けた。
「これで良いですか?」
「はい、では暫くお待ち下さい。」
そうすると受付嬢は後ろにある装置に何か打ち込むと下からカードが出てきた。
「ではこちらがカードになります。」
そう言って渡されたのは薄灰色のカードで上の方に名前、性別、そして真ん中に「F」と書かれていた。
「冒険者ギルドについての説明は入りますか?」
「頼む。」
「分かりました。冒険者ギルドは魔物の討伐、素材の採取、街中での雑用など様々な依頼を管理し、冒険者に斡旋する機関です。ルールはあまりありませんが基本的にはギルド内での戦闘は禁止です。最悪の場合、除名処分を受ける場合もありますので注意して下さい。
また冒険者にはランクがあり上からS、A、B、C、D、E、Fランクです。皆さんは現在Fランクです。ランクを上げるには依頼をこなし、実力がギルドに認められればランクが上がります。ですがBランク以降の場合、試験があります。
依頼はランクごとに分けられており、自分のランクの上下1ランクの依頼を受けることが出来ます。ですが依頼を失敗した場合、報酬金の6割を払う必要があります。 以上ですが何か質問はありますか?
「いや、ありがとう。」
「ようこそ冒険者ギルドへ、私達は貴方方を歓迎します!」
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「よし、依頼を受けるか。」
「ですがFランクの依頼は先程見た所殆どが雑用が多かったですよ。」
ルシファーが言った。
「お前、よく分かったな。」
「私、眼の良さには自信が有りますので。」
「じゃあ一様、見ておくか。」
掲示板に移動する。そこには昼と言う事もあって人が少なかった。
「………手頃な討伐依頼はこれか。」
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ゴブリンの討伐
討伐証明部位 右耳
報酬 1つにつき銅貨50枚
注意 この紙は剥がさず受付に
言って下さい。
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「これで乱獲しますか。盗賊の報酬もあるとはいえやはり金は欲しいしな。」
「その事なんですがマスター、私商売を始めたいんですが良いでしょうか?」
マモンが言った。そういえば商売をしたいって言ってたな。
「分かった。検討しておく」
じゃあその為にもさっさと金を集めないとな。
受付に移動する。
「分かりました、ゴブリンの討伐ですね。お気を付けて。」
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「では各自散開、ゴブリンの耳を取りまくれ!」
『了解!』
その瞬間、俺以外の7人がそれぞれ別々の方に飛んで行った。
「じゃあ俺もやりますか、【生命】発動【誕生】「ゴブリン」!」
その瞬間目の前に緑色の魔法陣が出来、中から魔物が現れた。
緑色の肌に赤い帽子、目は鋭く口には鋭い歯が並んでいる。
身長は90センチ程で手には錆びたナイフを持っている。
「よし、じゃあやるか。」
ザシュ!
「ガ! ガァ…」
これで耳を剥いで。
(マスター、「魔石」も忘れないで下さいよ)
分かってる。
「魔石」と言うのは魔物に必ず出来る石で大きさは個体によって異なるが色はどれも同じ濃い紫色で魔石には魔力が篭っており魔力が少ない人でも魔法が使えるようになる魔道具に使用されたり魔法や魔物の研究材料に使用される。
ゴブリンの体を切って魔石を取り出す。ゴブリンの魔石は小さく篭ってるっ魔力も少ない。これではちょっとの魔道具も使えない。だけど………。
「いただきます。」
やっぱり美味いな。
そう、魔石は魔物に取ってご馳走なのだ。と、行っても俺は元魔物だから良いが普通の人が食べてもかなり不味い。
じゃあこれを繰り返しますか。
それでは皆様ヘビーな週末をお過ごしください。




