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愛を育む、ふたりの愛の時間
織姫と彦星が
1年に1度だけ出会える七夕の日
それは、悲しい物語じゃなくて
とても、素敵で純粋な恋のお話
ふたりは離れていても
愛が消えることはない
愛が減ることもない
会えない日々は
「愛の時間」として
大切に愛を育んでいく
離れていても寂しくはない
だって、あの人を愛しているから
ずっと、あの人に愛されているから
毎日、お互いを信じているから
いつでも、心のそばにいてくれる
心は、ちゃんと繋がっている
そして、七夕の日
天の川を渡って再会したふたり
手を繋ぎ、寄り添いながら
空に浮かぶ、金や銀の星を見上げる
たくさんの言葉はいらない
隣にいてくれる
ただ、それだけで
幸せで心が満たされる
会えない日々が寂しくないよう
ぬくもりを忘れないよう
時間の許す限り、手を繋ぎあう
お別れのときがきても
ふたりに涙はない
たくさんの愛をもらったから
また会えるって、信じているから
次の七夕まで
ふたりは愛を育てていく
そんな、恋のお話