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第七三段 常盤木おおかるところに
常緑樹が多く立っているところに、からすが寝ている。夜中になったころ、すっかりねむりこけ、うっかり落ちて騒いで、木から木へ飛び移っている。いつもの鳴き声でなく、寝ぼけておびえた、片声でないているのが、昼の見た目と違っていて「おかし」。
夜中にお仕事中の清少納言がからすの「片声」を聞いて、これも「おかし」と思って書きつけたのでしょう。からすは、泣き声で会話すると言われていますが、この方声、「何でもないよ、気にしないで」なのでしょうか。「悪い夢見ちゃった。寝直そう。」とか、「怖いよう。みんないる?」なのでしょうか。




