メイドさんの紹介
「じーーーーーっ」
フリッフリッ フリッフリッ
「じーーーーーっ」
フリッフリッ フリッフリッ
俺は今、メイドさんの後をつけている。
いや！？俺はストーカーじゃないぞ！？
俺がつけてい…もとい、後を追っているのはメイドさんのしっぽが揺れているのだ！！
おっと、すまない。取り乱してしまった。
俺の前を歩く、藍色の髪に水色の瞳につり目に、巨乳をもつメイド姿の彼女の名前はアングウィスという。そして竜人族だ。
つまり…ケモッ娘だーーー！！
ヾ(@゜▽゜@)ノヒャッハー!
おっと、失敬。またもや取り乱してしまった。
性格は少しばかりかキツイようだが、同僚などから「アンちゃん」などと、ニックネームで呼ばれていた！くっ！うらやましい！
俺もそうやって呼びたい！
よう、そこのアンちゃん。えらいべっぴんさんやねぇ！！ちょいと俺と夜の街へと洒落込もうぜってちがう…
彼女は竜人族の特長と言える、髪の毛と同じ色の藍色の角を二本おでこから、鱗で覆われているしっぽはメイド服から出ている
俺がこの前、しっぽが気になって、しっぽに抱きつくと…
「あぁぁんっ！」
…などと声を出して、悶えていた
性感帯かな？
一応、心配になって謝って聞いてみると…
「いえ、心配にはおよびませんが、急に抱きつかないで頂きたい。」
と耳まで赤面して言ってきた。ごめんよ～。子供は好奇心旺盛だから…
次からは(多分)しない！と誓った。
そうした訳なので、俺は黙って魅力的なふりふりしっぽを眺めてる…
おっと！？こちらに振り返った！？
やっヤバい！？バレるバレるバレるバレる！！
「マグス様」
やべ、声かけられた！！
「そっその……」 モジモジ
ん？
「どっどうしてもと言うのであれば…さっ触らせてあげます…主に仕えるのはメイドの務め………やっ優しく触って下さい…デリケートな部分ですので…」
なっなんだと！？ ピシャーーーン！！
遂に触れることができるのか！？
よっしゃー！！
急に触らなければ、触らせて貰えるとは…
抱きついた日以来、警戒を強められ、急に抱きつこうとなんど試したことか…
それが今や、触らせて貰えるだと！？
ありがとう神様、閻魔様、仏様！
ケモミミやエルフミミ並みに貴重な異種族的特徴な部位を触らせていただけるとは…じゅるり
おっと、肝心の魅力なしっぽをもつメイド様に感謝を言わなければ…
「アングウィス、ありがとう！！」
「～～～～～～～～～～～～！」
ガバッ
「むぐっ！？」
なんと！俺は抱きしめられている！
かっ顔が胸に挟まって…
これが……くっくるしい！
でも…幸せ
でも…苦しい！
死因が胸の中で、窒素死なんて笑われてしまう…
そうだった…この前、ママにも笑顔でなんか言った時に同じようなことあったっけな～
まあ、まだ一歳半だからかっこよくはないけど、
可愛いって言われるのはちょっと…
そうか、自惚れるつもりはないが、俺のことを可愛いと思って抱きついているのか…
俺がもがきながら、不意にアングウィスの胸を揉んでしまったようで…
「あぁぁんっ、あぁん」
まさかの使用人からはめったに聞こえやしない艶かしい声が聞こえてきた…
ほんとに俺が思春期とかじゃなくて良かった…
…じゃなかったら俺のエクスカリバーが火を噴いてたところだぜ
と心の中で思いながら薄れゆく意識の中で
「あとちょっとで、しっぽに触れられたのにーー！」
とも思いながら、幸せ顔で胸に顔を埋められながら、意識を手放すのであった…
ひとえにおっぱいのまえにちりにおなじ…
