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十五歳の春 私は詩に噛みつかれた

作者: 水谷れい

I was bitten by poems when I was fifteen

It was a keen feeling

Just like cat's claws

Tearing a little bird I've been seeing

Since then I've been walking about

Trailing the shade made from snowflakes in spring

The first poet who came across a lonely lad was

Sakutaro Hagiwara

I hated him because he was cruel

But I needed him because I was alone


十五歳の春 私は詩に噛みつかれた

それは鋭い感覚

まさに猫の爪が

私の見ている小鳥を引き裂くよう

それから私はさまよっている

春に降る雪の影のあいだを

さみしい若者を横切った初めての詩人は

萩原朔太郎

私は彼を嫌った 残酷だったから

それでも彼が必要だった 私は一人ぼっちだったから

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