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地球の植民  作者: でうく
第Ⅰ章:『緋色(ひしょく)の空』が視える者たち
7/31

Ⅶ.赤と緋と紅

「依頼料」

オービターは掌を上にしてオポチュニティに手を伸ばした。



「・・・へ」

「別に金じゃなくていい。何出す?」

オポは少し戸惑った顔をしてサーベイヤーを見た。サーベイヤーは不思議そうな顔をしてオポを見返す。


オポはまた彼を指さした。

「いえ・・・サーベイヤー(それ)を・・・」

「話の流れについていけてないよね」

It(それ)”と呼ばれたサーベイヤーが、腹慰(はらい)せにフォロー無くツッコむ。

オポは何とか笑顔を作り

「い・・・いけてますよ!イケイケですよ!」

と両手の親指を突き出し、必要以上に大きな声でオービターに語り掛けるが、バックではシェリフの

「逝っちゃってるな・・・」

サーベスの

「あの子いつもああなんですよ・・・」

シェリフの

「えっ、マジで!?」

という必要以上に大きなひそひそ話が流れ、遂に耐えられなくなった。


「あーイッチャッテマスよ!依頼料でしょ依頼料!サーベス(It)を匿う為に等価交換で何か(よこ)せって事でしょ!いいんじゃないですか。物々交換でサーベスあげますからサーベスを匿ってください」


モブと化しているシェリフ「えっ。何だその妙なパラドックス!!それじゃ二度とサーベス(It)戻って来ないぞ!!」

モブと化しているサーベス「フッ。実に非・論理的だ。イッチャッテいる」

モブと化しているシェリフ「誰の真似してるか知らないが全然カッコよくないぞ!!二人してイッチャッテる!!」



「アンタも逝っちゃえば?」



オービターの鋭い御詞(みことば)で、事態は急速に萎えていった。



「・・・そうだな」

オービター、フィルムをカメラより出している。5つほど出してフィルムを入れ替えると、ニヤリと微笑った。

「嬢ちゃんに請求するのは確かにおかしいわ。It(それ)を匿うんだからIt(それ)に請求しましょ」

オービターはその内一つのフィルムを親指と人さし指で挟んでサーベイヤーに見せると、ピン!と弾いて掌に隠した。


「さっき撮らして貰ったアンタの写真、コレを」

「えっ!?ちょ、気になる!見せてくださいっ♪」


・・・・・・。写真と聞いて妙に飛びつくオポチュニティに、三人は黙り込む。一番立ち直りが早いのは、やはりオービターだった。



「いいぜ。だが見るのは、マス‐メディアでな」



「・・・どういう事です?」


オポが不審がる。オービターはぼーっとした様な眼を珍しくぱちくりさせると、叉も意地悪く微笑って、フィルムをぶらぶらさせた。



「情報機関に売るのよ。サーベス(こいつ)は“緋色(ひしょく)の空”が視える男だ。“緋色”情報は高く売れるんでね」



オポが眼を見開いた。

「それはダメです!!」

言うや否や、ジャンプしてフィルムを奪ろうとするオポチュニティ。オービターがギリギリで気づいて、ぱっと腕を横へずらした。

「っぶね・・・」   ドン!!

砲弾が頭上で炸裂した。爆風が直下する。オービターがオポチュニティを庇い、伏せる。粉塵が巻き起った。

「オポ!!」

サーベイヤーが叫ぶ。併しサーベイヤーやシェリフの元にも、粉塵の嵐が迫り、包み、やがて前が見えなくなった。


「ち・・・」

粉塵の霧が晴れ、オービターが起き上がる。今はサーベイヤー達の方がひどい状態らしい。向う側が見えない。上を見る。



ボロ=マーシャルが軽機関銃を撃つ手を止めて、空中から自分達を観察している。



オポチュニティが起き上がる。のを、咄嗟にオービターは押えつけた。べちゃ。と奇妙な音を立てて、オポチュニティは潰れた。

「痛!何すんですか!!「し」

オービターがオポチュニティの口許に手を当てた。オポは不思議に思い、オービターを見上げる。彼は宙を仰いでいる。

()られてる」

「え?」

「アンタか其処の刑事サン、どちらかが少しでも動いたら撃つ心算(つもり)だぜ。あのオッサン」

オポの顔が強張る。オービターの服の袖を思わず掴んで呟いた。

「どうしよう・・・」

オービターは掴まれた服の袖を、ぼーっとした、だが意味有り気な表情で見つめていた。やがて、袖をぶらぶらし始めオポに言う。

「気絶したフリをしろ」

「え・・・?」

オポが泣きそうな顔で叉見上げる。オービターは相変らずの・・・(むし)ろ感情を殺してしまった様にすら見える表情で、抑揚無く言った。

「気絶したフリをしたアンタを、俺があの煙の中まで運んで行く。んで、其処で解散。早く・・・行くぞ。煙が晴れちまう」

「待って」

オービターがオポを抱え上げようとする。オポは反射的に彼の胸板を突っぱねた。意外に薄い胸板だった。

「あなたが撃たれてしまうかも知れない」

其を聞いたオービターは、意外そうに目を見開くと、微妙に目尻を下げた。元々たれ目であるので、余り目立ちはしないが。

警察側(あちらさん)が一番困るのは、民間人を誤射する事・・・だろうと思う。気絶した犯罪者を引き渡すのも、平和的に行なおうとするハズだ。只・・・アンタが気絶してるというアピールが必要だから、オッサンにアンタが見えるよう運ぶ。演技を頼むぜ」

「演技はスパイの十八番(おはこ)です!」

オポは自信満々にそう言うと、深呼吸をして全身の力を脱いた。目を瞑り、オービターにだらんと寄り掛る。

「・・・巧いじゃねぇか」


オービターは、オポを抱えて立ち上がると、実に自然に、悠々と歩き出す。マーシャルが拡声器に持ち換えて呶鳴った。

『貴様!!その腕に抱いているのはスパイ・オポチュニティだな!?大人しく引き渡せ!さもないと―――』

軽機関銃に持ち換える。オービターは走った。彼めがけて銃弾が発射される。

砂埃が舞い、叉も地上は煙に覆われ見えなくなった。マーシャルは様子見に掛る。次の霧が晴れた時―――

『!!』

4人の姿は、跡形も無く消えていた。




「2名様ですね。どちらのルームに致しましょう」

「・・・ツインで」


リコネッサンス=オービターとグローバル=サーベイヤーは、暢気(のんき)にホテルのチェック‐インを済ませていた。


「よかったな・・・部屋が満杯でなくて」

サーベイヤーがオービターの肩を借りて歩く。こっちだ、と己の持つ鍵と一致する番号のドアを視差した。

ドアを開け、部屋の中を見渡す。なかなかに広い部屋で、なかなかに明るい部屋だった。

サーベイヤーがベッドに座る。オービターはどさっと荷物をベッドの脇に放り投げると、()ず最初にカーテンを閉めた。

「・・・アンタ、金は」

放り投げた鞄から小さなポーチを取り出して、更にポーチから札束を取り出すオービター。サーベイヤーは見てはいけない様な気がして、その札束から目を逸らした。

「・・・・あの日に・・・全財産失くした」

「まじで!?」

オービターが珍しく大きな声を上げた。

「銀行に預けたりとかしてない訳?」

「・・・してない。預けるほどの金額持ってなかったし」

・・・・・・。オービターは札束に目を戻し、枚数を数え始める。彼が枚数を数え終える迄、この部屋は不気味なほどに静まり返っていた。サーベイヤーは一見落ち着いて見えるが、先程から視線が右往左往している。

(しばら)くしてオービターは立ち上り、ポーチだけを持って部屋を出て行こうとした。

サーベスが気づく。

「何処へ行くんだ?」

「眼科」

オービターがドアを開ける。

「それと銀行」

「眼が悪いのか?」

オービターが振り返った。猫のように縦長の瞳は、カーテンを閉めていても部屋が明るいので非常に細長い。

「・・・爆風を受けたから、何かやってんじゃないかと思って」

無愛想だが、微妙に不安を含んだ声。サーベイヤーはその負の感情を敏感に感じ取り、実に自然な心遣いで慰めた。

「あぁ、あの爆風くらいだったら多分大丈夫だよ。大した威力じゃ無い」

「へぇー・・・」

オービターは笑った。(あたか)も安心した様に。

「じゃー俺、銀行行って金預けてくるわ。留守番、ヨロシク」

そう言って、彼は部屋のドアを閉めた。




グローバル=サーベイヤーの言った事は正しかった。医師の診断は「所見無し」だった。

「爆風受けたって!?(あん)ちゃんも、軍マニア(これ)だったっけ?」

医師がオービターの風貌も相俟って、驚いた顔をした。兄ちゃん“も”という事は、この医院には軍マニアの患者が多く来るという事か。

オービターは黙って帰り仕度をする。(それ)を医師は、彼が機嫌を悪くしたと思ったらしい。慌てて謝る。

「あいや、そういう訳じゃなくて・・・失礼だったね。ごめんよ、ごめん」

「・・・いくらすか」

オービターが誰も居ない受付に行く。今日は職員は院長を除いて非番らしい・・・何と無く《休診日》という札が掛けてあった様な気もしたが。

「あっ、ああ570通貨だよ」

「・・・安いっすね」

オービターがポケットに手を突っ込んで小銭を捜す。医師は努めて笑顔を作り、受付の金を容れる箱を、ちょこんと彼の近くに置いた。

「面白い物を見させて貰ったからね」

オービターが律儀に金を払おうとするのを見て安心したのか、医師は箱の前で頬杖を着いて、彼がチャリンと小銭を置く姿を笑顔で見ている。

「・・・なに」

オービターは遂に、気持ちが悪くなってきて言った。この医師は、先程からずっと自分を意味も無く見ている。

「あいや、いい子だなぁて思ってね」

「・・・・・・じゃ」

オービターが医師に背を向けて歩いてゆく。医師はその姿も黙ってじっと眺めていたが、彼が出口のドアを開けたところで

「あぁ、オービターさん」

と呼び止めた。

オービターが振り返る。

「・・・なに」

医師は、なかなか掴めない彼の特徴を、まるで(どじょう)でも掬い上げたかの様な、やっと掴んだという嬉しげで、また誇らしげな顔で言った。


「あぁた、相変らず赤は視えていないのかい?」


「・・・は?」


「色覚異常の件だよ。まだ、赤と黒を識別できない?」


「・・・それ、カルテと全く関係無いっすよね」


ペラペラと楽しそうに自分のカルテを(めく)る医師に、オービターは困惑気味に言った。医師は顔を上げて、感心した様に何度も頷いた。

「さすがだねーオービターさん。そう。眼底検査とは検査部位が全く異なるから、このカルテは全く関係無いね。でも診たいのって(それ)だけじゃ」



「視えるっすよ」



医師が話し終えるタイミングを察して、オービターは間を置かずに直球単語で言った。医師は咄嗟に理解できず笑顔のまま適当に返す。


「え?」


「赤と黒。識別できるっすよ」


オービターはくせで俯いた。こうすると、長めの前髪が己の表情を隠してくれる。周りをシャット‐アウトしてくれる。

「あ・・・つい調子に乗ってしまって・・・ごめんよ、ごめん」

叉も医師が萎縮する。

「でも、うちの医院は如何(どう)も色覚異常の方の割合が高くてね。特に、赤の色覚異常は色覚異常の中でも最も多いから、僕もね、髪を染めてみたんだ。そしたらね、赤と答えるヒト、緑と答えるヒト、黒と答えるヒト様々でね。面白いよ」

「・・・染めてんすか」

オービターのドン引きした声が医師に降り注ぐ。彼は無性に帰りたい衝動に駆られていた。だが、人が()くも付き合って()る。

「うん。赤にね。ところで、ずっと気になってたんだけど、あぁたのその髪は何色?」

医師がオービターの顔色を窺い(なが)ら訊いた。オービターの表情は変らず、ただ猫の様に変化の激しい瞳孔が微かに細くなった。

「緑」

「其って地毛?」

オービターは医師を横目で見た。

「・・・ごめん。余計な質問だった」

医師が謝る。だが、意味深な表情を浮べている。

「でも、緑は認識できるんだね・・・」

オービターは医師が小声で独り言ちたその言葉を聞き逃さない。



「“赤色”と“緋色(ひしょく)は違うのかい?」



今度はオービターが意味深な笑みを浮べて訊いた。すると、医師は瞳を爛々(らんらん)とさせて、まぁ座りなよ、と待合室の椅子を掌で指す。オービターは帰る事を諦めて椅子に腰掛けた。

この後、染色体や眼科用語にまで話は発展し、散々な講義を受けて、次に外へ出た時には陽はもうとっぷり暮れていた。


『ごめんごめん。あぁたの理解がいいから、つい・・・』


自分は只、相手の言いたい様に言わせていただけなのだが。

もう銀行は閉っていて、預金は出来ない。




グローバル=サーベイヤーは、不意にカーテンを開けた。

「!オポ!」

オポチュニティが地道にも、外壁をよじ登ってサーベス達の部屋まで来ていた。正体を隠す為か、顔がベールで被われている。


「撒いたか」


サーベスが手を伸ばしてオポを招き入れる。オポは身軽に窓の桟を飛び越えてカーペットに着地すると、勢いよくフードを外した。


「ぷはっ。もーーっ!大変でしたよ!!オバサン、足手纏いなんですもん!!」


早速このマシンガン‐トークである。サーベスはホッとした様にベッドに座り込むと、今度は姿の無いシェリフを案じた。

「シェリフさんはどう?大丈夫だった?」

「私と別れる迄は無事でしたよ。其から先は知りませんが」

オポが女の子らしく、姿見を見ながらストロベリー‐ブロンドの長い髪を丁寧にフードから出す。サーベスは・・・そうか、と呟いた。

「・・・無事でよかった」

姿見にサーベスが映る。オポはいつもの如くどきっとして、サーベイヤーを振り返る。

「・・・え」

オポに目を合わせられて、サーベイヤーは初めて冗談で無くじっと彼女を見返してきた。その眼は、優しげであり、寂しげでもある。

「どうしたんです・・・   がちゃ。


ドアが開き、両手にビニール袋を提げたオービターが姿を見せた。


「・・・おかえり」

「・・・・・・ただいま」

無理して笑っている様に見えるサーベイヤーと、そんな彼を無遠慮に観察している様に見えるオービター。余りのぎこちなさに、オポチュニティは姿勢正しくその場に正座してしまう。

「・・・・・・床、汚いぜ。嬢ちゃん」

見ていない様で見ていたオービターにツッコまれ、オポは顔を真赤にした。小さな両手で頬を押えて黄色い声で喚いた。

「解ってますよその位!大体どうしてこんなに雰囲気よくないんです!!」

サーベイヤーが居心地が悪そうな表情を顕にする。オービターは黙ってサーベイヤーの正面に行くと、ビニール袋の内一つを落した。

「・・・・・・?」

「氷枕とテーピング」

サーベイヤーのベッドにもう一つビニール袋を置き、オポにほらよ。とビニール袋を渡すと、オービターは(ようや)く己のベッドに腰掛けた。

「明日にはこのホテルからも追い出されるからな。明日は自力で歩いて貰わんと困るぜ」

オービターは言いながら、ビニール袋から巨大肉まんを取り出し(かぶ)り付く。

オポは其を見て、恐る恐るビニール袋に手を入れる。出してみると、自分のも肉まんだった。

齧ってみると、中からじゅわ・・・と肉汁が出て来て、美味しい。オポはオービターがする様に齧り付いた。更に美味しい。

「「・・・・・・」」

オポが余りに美味しそうに食べるので、サーベイヤーもオービターも、物珍しそうに彼女を見ている。オポは其に気づく様子も無く、あっという間に巨大肉まんを平らげてしまった。

「美味しかったです♪御馳走さまでした!」

礼儀正しく頭を下げて礼をするオポチュニティに、オービターはどーも。と呆れた様な笑みを漏らす。サーベイヤーも笑った。

「ローバーちゃんは成長期だもんなぁー」

サーベイヤーも子供である。オポチュニティが来る前は元気が無かったのに。

「ちょっと!私が戻って来て嬉しいからってからかわないでください!其に、ローバーは禁句・・・」

はっとして、オポチュニティはオービターを見た。オービターは相変らずの眼で、彼女を“観察”している。

「まさか・・・・・・」

サーベイヤーは暢気(のんき)に巨大肉まんを取り出し始めた。時間が経っているので表面が少しふやけている。イタダキマス。とぎこちなくオービターに目配せすると、ばくっと一口齧り付いた。

「―――ほー。はへはひひほほーはいほははひはえふ・はーふ・ほー・・・」

「何て言っているのか判らないんですけど!!食べながら言わないでください!!」



「さぁ・・・これで借りが二つだぜ」



オービターがくすりと嗤う。オポチュニティはくるりと振り返り、オービターを睨んだ。



「一つは其処の黒髪クンの情報・・・もう一つは何を提供してくれるんだ?」



一瞬、サーベイヤーは本当に黒髪なのか?という疑念に駆られた。だが、今は彼が黒髪であるかどうかは大した問題では無い。

そう思う事にした。


「だからダメって言っているでしょう!!」


オポチュニティが怒る。

「大体、借りが二つってそんなに借りた覚えありません!!」



「部屋代」



オービターがサーベイヤーを指さす。

「え」

「其処の黒髪クン、一文無しだとよ」

は。オポチュニティは呆然とサーベイヤーを見る。サーベス、目を合わせない様オポから顔を逸らしているが、どう見ても頭を抱えている。

「何でですか!!」

オポ、遂に切れた。

「大体何ですか!その歳になって働いてないなんて!!ニートですよニート!!」

「仕方が無いだろう!こちとら働きたくとも働けないんだ!!」

「また!働かない事を世間のせいにするんですか!!」

煩かったが、二人を好きな様に喧嘩させておく事にした。情報というものは、我武者羅になって集めなくとも、こういった日常の会話からヒントが得られ、そこを掘り出せばすぐにボロが出て来るものである。何重にも包まれたベールほどそうだ。



(まだまだグローバル=サーベイヤー(奴)からは絞り出せる)



オービターはビニール袋からジュースを出し、ストローを突き立てた。

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