寄り道
俺と栞姉はそのまま一緒に帰宅した。
途中で栞姉がアイスをねだってきたのでコンビニに寄った。俺はバリボリ君を栞姉はポノを買う。
栞姉の帰宅速度で帰るとアイスは溶けるのでコンビニの外で食べてから帰ることにした。
「栞姉、食べてから帰ろう?」
「わかったぁ」
アイスが溶けきらないうちに俺は食べきり、栞姉も6個しか入ってないので同じくらいに食べきった。
ゴミ箱にゴミを捨て、栞姉と同じ速度で帰宅する。
「「ただいまー」」
2人で玄関を開けて中に入る。声が聞こえたのか陽葵お姉ちゃんがわざわざ出迎えに来てくれた。
「おかえり」
私服の上にエプロンをして今夕飯の支度をしている所のようだ。
ひとまずリビングには行かずに自室に行き着替えてくる。先にリビングに行けば結菜お姉ちゃんとかに捕まって身動きが取れないからな。
服を着替えて、そのままリビングに行くと結菜お姉ちゃん、陽葵お姉ちゃん、栞姉、凛姉が既にいた。葵姉だけまだ学校から帰ってないようだ。
「あれ?葵ちゃんは?」
陽葵お姉ちゃんが葵姉がいないことに気づく。
俺はさっきあったことを伝える。
「学校で告白の呼び出しだと思うよ?」
「そっか、葵ちゃんも人気だね〜」
「葵は可愛いからね」
凛姉は葵姉を褒めている。2人の仲はとてもよく双子だからなのかゲームの好みまで一緒で2人でよく遊んでいる。
それから少しして玄関が開いた音がした。
それと同時に声が聞こえてくる。
「ただいまー!」
葵姉が帰ってきた。
リビングを開けて「着替えてくる」と伝えてすぐに自分の部屋に向かった。しばらくして着替えた葵姉が戻ってきて夕飯になった。
夕飯を食べ終えた俺は陽葵お姉ちゃんの片付けを手伝い、その後凛姉と葵姉に捕まってゲームをやった。
その間に他のみんながお風呂をローテーションして最後に俺が入って寝る。
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