表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/36

次のデートは?

 テスト本番がやってきた。

 今日から3日間テストがある。

 テストは午前中のみで午後は帰っていい事になっている。終わり次第帰って勉強することになるだろう。

 元にはしっかり教えた。多分赤点は回避出来てるはずだ。


 1時間目は国語。2時間目が社会。3時間目が化学。

 今日の日程はそんな感じだ。

 教室に入ればそこかしこで最後のあがきで勉強している奴らがいる。


 逆に諦めて友達と話してるヤツらもいる。

 ちなみに元は友達と話していた。おい、お前大丈夫なのか?

 栞姉は今日は俺の近くにいる。テストの日は席順が出席番号になるから俺と栞姉は前後になる。


「栞姉は確認とかしなくていいの?」


「うん、大丈夫~大丈夫~」


 相変わらずのほほんとしているな。まぁそれでも平均点は超えてるから大丈夫だが。


 そして1時間目が始まった。



 ◇◇◇




 テストの全日程が終わり週末がやってくる。

 先週はデートを辞めたから今週は行くことになるだろう。

 凛姉を連れてデートになるので今度はどこに行こうか。

 凛姉ならゲーセンとかアニメショップとかの方が喜ぶ気がするんだけどデートのコースとしてはなんか選んじゃいけない気がするんだよな。

 分からないし今日帰ったら凛姉に聞いてみるか。





「凛姉」


「どうした?」


「今週のデートどこか行きたいところある?」


「⋯⋯ゲーセン」


 少し考える素振りをした後そう言った。予想はしていたがやっぱり凛姉はそれでいいらしい。


「凛姉がそれでいいならそうしようか」


「ん、楽しみにしとく」


 凛姉はまたテレビ画面に顔を戻してゲームの続きをやり始めた。ほんと学校と家だと変わるな。別人だわ。



ここまで読んでいただきありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ