テスト勉強2
いつも以上に短い。
今週のデートはなしになった。
テスト期間というのもあるし流石にそんな時に遊ぶわけには行かなかった。
次は凛姉とデートなのでそれを凛姉に言うと
「私も勉強したかったしいいよ」
と言われたのでちょうど良かった。
◇◇◇
そしてテスト期間の休日。
俺は自分の部屋で勉強をしていた。隣に栞姉が座っていて一緒に勉強している。
と言いたいが栞姉は俺にくっついて半分夢の中。俺はそんな栞姉の重みを感じながら勉強をしている。
俺に苦手科目はない。どれも平均点辺りを取ることしかない。
それでも勉強すれば点数が上がるので少しでも勉強をして頑張っている。
────ガチャ
「進んでる?」
陽葵お姉ちゃんが部屋に入ってきた。
「進んでるよ」
「そう、栞は寝てるのね、まったくそんな格好で寝づらくないのかな」
「ほんとだよね、ここで寝るくらいならベットの方がいいのに」
「連れていこうか?」
「じゃあお願いしていい?」
栞姉をそのまま陽葵お姉ちゃんに預ける。陽葵お姉ちゃんは栞姉の両脇に手を入れてズルズルと連れていく。
俺と離れたのがわかったのか半分起きてだだを捏ねていた。
「あぁ~しゅんち~ゃん~」
なんて言いながら連れていかれた。
俺をそれを無視して勉強を進める。