テスト勉強
最近読んでくれる人が増えているみたいで嬉しいです。
ありがとうございます!
今週からテスト期間に入る。来週にはテストがあるので部活は全てなしで皆6時間目が終わり次第帰ることになっている。
その日俺は元と一緒にワールドバーガーで勉強をしていた。
テスト期間に入ったので元が俺に教えを乞いに来たので仕方なしに教えるために来ている。
2人ともポテトとジュースを買って席について勉強を始める。
こういった勉強会というのはふざけたりして勉強が進まないとかあるが元自身がテストがやばくて教えて欲しくて来ているのでそういったことにはならない。
「それで今回は何がやばいんだ?」
「全部!」
「はっ倒すぞ!」
「うそうそ、とりあえず社会と数学だな」
「あーそう、社会なんて暗記科目なんだが⋯⋯何を教えればいいんだよ」
「さぁ?テストに出るところ?」
「まぁいいや、テスト範囲教えればいいんだろ、後は自分でどうにかすると」
「ええ!?答えは!?」
元は何を言ってんだ。テスト範囲の中から出てくるんだからそこら辺覚えるしかないだろうに。こいつ苦手科目の時寝るからプリントやノートを取っていない。そのせいで重要な場所がわからず躓いてるんだよな。
「俺も勉強したいけど仕方ないな、このノートとプリント貸すから後で写しておけよ、そうすれば少しは取れるだろ」
「ありがとうございます!」
元が手を合わせ合掌してそんなことを言ってくる。
「別にいいけどさいつもの事だし」
「ほんと助かるよ、流石いい姉達を持つだけあるな!」
「姉さん達は関係ないだろ!」
「いやいや、栞さんを除けばみんな頭いいじゃないか!」
栞姉は頭が悪い訳では無いけど書くのが遅いからテスト時間中に書き終わらないという事になっているので点が低いだけだ。そこが出来ればクラスでも頭はいいと思う。
「まぁいいや、ポテトもジュースも無くなっちまったし今日はこのくらいにしとくか」
「そうだな!そんな一気に教えられても俺の頭が追いつかん!」
「じゃあちゃんと貸したヤツは書いとけよ!」
「了解!」
元も馬鹿だが危険が迫ればやるのでまぁ今回も乗り切れるとは思う。
危なくなる前に対策を打てといいたいが無理なことはわかってるので諦めているが⋯⋯
たまには友人とのひと時を。