動物園デート(陽葵お姉ちゃん)
遅れちゃったてへ。
陽葵お姉ちゃんとのデートの日。
俺と陽葵お姉ちゃんはふれあい動物園に来ている。
お昼前に着くように出てきていてもうそれなりの人が動物園に入るようだ。
今回この動物園でふれあいができる動物は羊とヒヨコ、サル、うさぎなどだ。
俺は陽葵お姉ちゃんを連れてまず最初にそこに向かった。
「うわぁー凄い、可愛い、ふれあい広場!?え?俊君これふれあうこと出来るの!?」
凄いテンションが上がっているようだ。
「うん、そうだよ」
「じゃあ触ってくる」
陽葵お姉ちゃんはそのまま動物のところに向かってった。俺も後ろについて行くが俺が追いついた時にはもう羊をもふっていた。
「あ~もふもふしてる~、ここで寝たい」
軽く昇天しかかっている。しばらく楽しそうな陽葵お姉ちゃんを見ていたら次の動物のところに向かって触っていた。
ちなみに陽葵お姉ちゃんの好きな動物は猫だ。
なら動物園じゃなくてペットショップだろって思うがそれはそれってことにした。
今も陽葵お姉ちゃんはウサギを抱きかかえてナデナデしている。楽しそうにしているので俺としても連れてこれて満足している。
陽葵お姉ちゃんはそこそこふれあい広場で遊んだ後は普通に動物園を散策した。
シマウマやゾウ、キリン、ライオンと数々の動物を見ていく。
そして今日1番人が集まっている場所を見つけた。
どうやらそこにはパンダがいるようだ。しかも今日が誕生日みたいでたくさんの人が来ているみたいだ。
「パンダか~可愛いよねぇ、なんて言うか小さい時の俊君に似てる」
「え?どこが!?」
「おっちょこちょいな所とか無茶しようとすることとか?」
それは小さい時ならしょうがないのでは?これは俺に限らず大抵の人たちは同じことを体験している気がするんだが⋯⋯それには触れずに俺は陽葵お姉ちゃんに聞いといてなんだけど聞き流すことにした。
俺達はそのままパンダの所まで進みパンダを見る。今いるパンダは1匹のみで名前はパンダンと言うらしい。今年で2歳になるらしい。
パンダンは遊具の上を行ったり来たりして遊んでいる。見ていると渡れる時と滑って落ちていく時を見て思わず笑ってしまった。
俺と陽葵お姉ちゃんはそのまま一日動物園を満喫した。
お土産はクッキーやチョコにした。全部形は動物らしい。
今日は動物園に一日いたので特にふれあい広場でふれあっていた陽葵お姉ちゃんは獣臭かった。
そこには突っ込まずに俺と陽葵お姉ちゃんは家に早く帰宅した。
もちろん家に帰った時に自分が獣臭かったことを知り落ち込んでいた。
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