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20 十次郎 出逢う

姉達の名前を変えました

倫→倫子 玉→珠子 京→京子


倫子姉さんと三宅弥平次の、婚約が正式に決まった。


十次郎「姉上、御婚約おめでとうございます」

倫子 「まさかこんなに早く決まるなんてね~」

倫子姉さんは、憂鬱な顔をしている。


おや?隣に見たことの無い女の子が居る。


十次郎「この娘は?」

倫子 「この子は新しく、乙寿丸の世話係になります」

初菊 「武市半兵衛太郎の娘、初菊と申します」

倫子 「十次郎、どうかしました」


僕は、初菊を見つめていた。

一言で言うと、姉さん達は雅で、初菊は可憐な感じだ。

超好みのタイプだった。


十次郎「お歳は?」

初菊 「十五才になります」

倫子 「女性の歳を聴くものではありません」


十次郎「ご趣味は?」

初菊 「菓子作りでございます」

倫子 「まあそれは楽しみね」


十次郎「許嫁は?」

初菊 「ございません」

倫子 「もしかして、惚れましたか」


倫子姉さんにバレた。

言っておくが、僕はロリコンでは無い。

初菊は、僕より大きい。


倫子 「十次郎は、もうそんなお年頃なんですね」


十次郎「結婚ください」

僕は初菊にプロポーズした。


倫子 「十次郎、もう側室選びですか」

倫姉さんは呆れている。


十次郎「いえ、正室です」

二人とも驚いてる。


初菊 「わたしにはもったいないことでございませぬ」

初菊は混乱している。


倫子 「その言い方では、承知したように聞こえますよ」

初菊 「申し訳ございません」


十次郎「ところで御返事は」

倫子 「決められるわけ無いでしょ」


それから僕は倫子姉さんの長い説教を聞かされた。


倫子 「そもそも親の許しが~(以下略)」

十次郎「・・・・・・(初菊をチラチラ見る)」


倫子 「まだあなたには~(以下略)」

十次郎「・・・・・・(長い)」


倫子 「それから結婚というのは~(以下略)」

十次郎「・・・・・・(眠い)」



初菊と結婚するには、たくさんのハードルがありそうだ。

本能寺の変の後、生き残らねばいけない。


恋愛話は苦手です。

まとまるまで休みます。

初菊の元ネタは歌舞伎(絵本太功記)からです。

武市半兵衛太郎は武市半平太からです。

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