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12 十次郎 推理する
短い1577年が終わった。
明智光秀はまだ帰ってこない。
完全なブラック企業である。
元日
家臣達が新年の挨拶に来ている。
僕は特にする事がない。
珠子姉さんや十五郎が相手をしていて、
僕は横に座って挨拶をしているだけである。
そういえばまだ、京子姉さんに一度も会っていない。
珠子姉さんに、聞いてみた。
十次郎「京子姉上はどうしたのですか」
珠子 「風邪をひいて寝こんでいます」
京子姉さんは病弱で人見知りだそうで、部屋から滅多に出ない。
元気になって無事、結婚してもらい、
信長の甥、津田信澄を味方にしたい。
明智家のでは無く、僕の味方だ。
その為、どうにか仲良くなっておきたい。
十次郎「京子姉上の見舞いに行きたいのですが」
珠子 「風邪がうつるので、駄目ですよ」
治るまで無理か。
珠子姉さんの婚約者、長岡熊千代には悪いが
信長の甥、津田信澄の方が上だよな。
普通、逆ではないか。
もしかして光秀は、京子姉さんと津田信澄を望んでいない?




