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裏壱話 十次郎(本物)おきた

【あらすじ】

四百後 平成の頃 坂本光泰 よく解らぬ子供になってしもうた

わし、明智十次郎はどうなったのじゃ。

明智日向守光秀の次男坊、明智十次郎七歳。

傅役森爺の戦話の最中、眠ってしまったら、

見知らぬ部屋に寝かされていた。


十次郎「ここは何処じゃ、誰かおらぬか」


白い着物?を着た女がやって来た。


白い女「矢部先生、205号室の坂本さんが目覚めました」


壁に向かって話している。意味が解らぬ。


十次郎「おぬしは誰じゃ。わしを、誰だと心得る」

白い女「あら、時代劇のモノマネですか?」

十次郎「質問に答えよ、ここは何処じゃ」

白い女「大塚中央病院ですよ」


大津?坂本城の南か?このような城?が有ったのか?


十次郎「火中びょういん?何をする所じゃ、なぜ、わしがここに居る?」

白い女「授業中、突然倒れて、ここに運ばれたのですよ」


ふすま?が開き部屋に、白い羽織?を着た若いの男がやってきた。

白い女「坂本さん、体に痛い所は有りますか?」

十次郎「大事無い。おぬしは薬師か?」

白い女「医者ですよ。坂本さんご自分に何が起きたか解りますか?」

十次郎「さっぱり解らぬ。わしの名前は明智十次郎じゃ。

    坂本は城の名前ぞ。間違えるでない」

医者 「貴方の名前は、坂本光泰さんですよ。思い出せませんか?」

十次郎「違う、わしは明智家の次男坊じゃ、森の爺はおらぬのか?」


坂本光泰とは誰じゃ、わしはまだ童ぞ、元服しておらぬ。


医者 「坂本さん、起きた時からこうなの?」

白い女「はい、時代劇のような喋り方をしてます」

医者 「記憶喪失には見えないけど、検査してみるか」

十次郎「なにを話しておる。わしの父上は、明智日向守ぞ。

    無礼な真似を致すと、首を刎ねられるぞ」

医者 「明智光秀の事かな?」

十次郎「そうじゃ、よく知っておるではないか」

医者 「明智光秀は、400年ぐらい前の人ですよ」

十次郎「なにを言うておる。今は天正六年であろう

    四百年前は、源平の頃であろう」

医者 「今は平成30年、西暦2018年ですよ」


平成?そのような年号あったのう?

応仁より前の年号は、良く解らぬ。


十次郎「今が四百年後であれば、証拠を見せい」

医者 「なにを見せれば解るかな?」


医者と名乗る者は、白い紙を取り出した。


十次郎「なんじゃこれは、おぬしの顔が書いてあるぞ、南蛮の絵か?」

医者 「身分証明の写真ですけど、見たことありますか?」

十次郎「無い、他にはないか」

白い女「テレビを付けますか?」

医者 「今の時間だと、大河ドラマの再放送しているから、

    NHKをみせてやって」


黒い板が突然ひかり、小さい僧が観えた。


十次郎「これは、凄い妖術?いや、なんと言えば解らぬ」

医者 「この子、タイムスリップしてきたのかな?」

白い女「前世の記憶が蘇ったのでは?」

医者 「だとしたら医学界、引っ繰り返るよね」


わしは、よく解らぬ話を聴きながら、黒い板から目が離せなかった。













光泰 「下らぬ」

爺  「この後が御都合主義のストーリーが展開しますのに」

光泰 「面白くない、没」



主人公の要望により、連載を中止いたします。

ご愛読ありがとうございました。

書いてみたけど面白くないので止めました。

本当は交互に書く予定でした。









このアドレスは、第二部の先行ネタバレです。

https://ncode.syosetu.com/n9609fi/



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