第五十七話
次回更新は10月8日朝です。今日は短くなってしまいました。ごめんなさい。武器説明が分かりにくいと言われましたので少し書き直しました。うーん難しいですね。すみません。
昨日私は、久し振りに懐かしい夢を見ました。小学生の頃から仲の良かったお兄ちゃん達の夢です。カーディナル殿下と同じ感じの人達だったわ。よくお菓子をもらったり遊びにネズミランドによく連れて行ってもらっていました。
「お兄ちゃん達受験勉強しなくていいの?剛お兄ちゃんが勉強大変だ、って言ってたよ。」
「俺は大丈夫だよ楽勝だ。」
「俺も大丈夫だ。心配するな。」
「本当に大丈夫?遊んでていいの?」
「ああ、だから飛行機に乗って空飛ぶぺんぺんを見にいくぞ!」
「そうだぞ、自家用ジェットだから何時でもいけるぞ。」
「わあい!飛行機初めてだよ凄い楽しみ!」
「今度の土曜日に行くぞ。」
「宿の方は俺に任せろよ!」
楽しかったのよね、小学生だったし飛行機は初めてで空の上だ〜!って感激したわね。護衛騎士の人達の装備の一つは空を飛べるようにしましょう。きっとかっこいいわ。
「リリー、護衛騎士達の魔法具だけど空を飛べるようにしようと思うのだけどいいかしら?」
空を飛べると気持ちいいと思うわ。私は駄目だけど。
「お、お嬢様空が飛べるのですか!」
リリーが驚いて聞いてきます。飛べたら鳥みたいにスイスイ空を自由に動く事ができるはずよ、練習は必要だけど。
「ええ、そんな魔法具にして空から槍を一回に百個装備できる魔法具でも持たせて空から狙い撃ちみたいに投げ落としたたら魔獣を倒せると思うのだけどどうかしら?」
ララ?青ざめているけどどうしたの?大丈夫よ、下から狙われても自動的に防御結界が張れるようにしてあるから。
「す、凄いですねお嬢様!皆驚くと思います。」
ララ、ありがとう凄いだなんて大げさだけど嬉しいわ。
「空飛ぶ飛行護衛騎士ができるわね。空中で剣をふり飛竜を斬り伏せる彼等はかっこいいと思うわ。」
マントを翼みたいに変身させ宙に舞うかっこいい護衛騎士達。ふふ想像しただけでも楽しいわ。
「……」
「……お嬢様、ほどほどにお願いいたします。」
リリーどうして無言ですの、ララ急に何時もより丁寧なお願いですか真面目すぎるララは変ですわ。でも、空飛ぶ護衛騎士にするのはやめませんわ。
登場人物紹介
夢で出てきた人達
剛、前世の従兄妹
後の二人は主人公の小学生の時お友達
目付きの悪い元族総長と元族頭です。どちらもお金持ちの息子です。