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第四十九話

次回更新は9月26日朝です。

短時間でワルワル鳥が沢山獲れました。ライの第二変身も見れましたので満足です。今から魔法具を使いワルワル鳥の唐揚げを作ります。新しい魔法具を作りました、大きい魔法陣を展開させワルワル鳥を解体し部位に分け量が多いので砦で使う料理の分はあげる事にしました。


「沢山獲り過ぎたわね。砦に分けても余るわ、周りの町や村にあげましょう。」


カーディナル殿下が付けてくれている護衛達にも頑張ってもらい部位を運んでいますが量が多いため砦の倉庫にも入りきれません。


「え!お嬢様!唐揚げ分はとって置いてください!」


ララ、大丈夫よワルワル鳥は直ぐ獲る事ができますよ。


「大丈夫よ、二頭分あれば充分だわ。カーディナル殿下に唐揚げを持ってお願いに行きますわ。」


大きい唐揚げ魔法具で百人分位直ぐできますがそれはララに任せて先に揚がった物を持って行きます。


「シリスティア様、案内いたします。」


護衛騎士の一人に執務室に連れて行ってもらいます。もちろんライ達も一緒です、後ろで守ってもらってます。砦とは思えない装飾品で一杯です。これは誰の趣味でしょう?変な物が所々にあります。


「こちらです、シリスティア様お入りください。」


大きい扉ね、自動ではないようだわ。開ける人は無駄な体力がいるわね。


「シリスティア嬢、どうしましたか?」


カーディナル殿下が優しい声で聞いてきます。声は良いのよね。


「差し入れです。唐揚げですわ、熱いうちにカーディナル殿下に、食べてほしいと思って持ってきましたの。カーディナル殿下のお陰でワルワル鳥を沢山獲ってこれましたわ。」


この味付けはこの世界にはない味ですものびっくりしてくれるかしら?


「ありがとうございます。アリリス神の加護がありますように。ん!美味い!」


そうでしょう!カリカリの皮が堪らないはすだわ!好きになってくださいね。


「美味しいですか?他の文官の人達と護衛騎士の皆さんもどうぞ。」


皆、興味深々で唐揚げを見ていますね、匂いも凄くしますから。


「私達もくださるのですか!ありがとうございます。」


文官の人が喜んでくれました。唐揚げをリリーに配ってもらっています。配り終わるのを待ってる間、手の唐揚げに釘付けですね。


「「「「「「「「アリリス神の加護がありますように」」」」」」」」


皆、恐る恐る一口食べ美味しさに顔がほこっこりですね。


「「「「「「「「美味い!」」」」」」」」


嬉しい言葉を頂きました。唐揚げ好き賛同者を増やしたいです。


「シリスティア嬢、とても美味しかったです。ありがとうございます。」


喜んでもらえて良かったですわ。本題に入らないといけませんね。


「カーディナル殿下、お願いがありますの!聞いてもらえますか?」


リリー直伝お願いポーズ。これで頼めば間違いない!と言ってくれましたわ。お祈りポーズで上目遣い、その後にっこり笑ってお願いする。これだけで本当に聞いてくれますの?


「シシシ、シリスティア嬢!聞きますから…ぐふっ…大丈夫です。」


カーディナル殿下?鼻押さえてますが、どうかしましたか?ぶつかってないはずよね。


「ワルワル鳥を獲り過ぎてあまりましたわ。他の近くの町や村に配って欲しいのですわ。お願いできますか?」


周りの人達が騒ぎ出しています。どうしたのでしょう?


「え!この唐揚げワルワル鳥ですかー!あの高級食材の!!」


文官の一人が叫びました。ワルワル鳥!と騒いでいます。他もびっくりして聞いてきます。


「あのワルワル鳥ですか?一流の冒険者を沢山雇わないと獲れないと言う!」


簡単に獲れましたが。ライ達も一流ですね、そして獲りすぎました。あまってます。


「周りに自慢できる!」


無理です。全員食べれますから自慢にならないですよ。


「シリスティア嬢、分かりました任せてください。」


頼りになりますねまた丸投げしますわ。でも鼻を押さえたまま喋るとおかしいですよ、カーディナル殿下。



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