表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
127/136

第九十三話

今日は二話更新です。しばらく仕事で更新できませんごめんなさい。次回更新は3月20日です。

壊れた会場の修復が進んでる様ですので他の招待客のもてなしを始めたいと思います。プリンはリリー達に任せてチョコレートタワーフォンデュを作ります噴水のように三段位に綺麗に流れるチョコレート。ひと口大に切ったガイ達が前に採って来てくれた珍しい果物にふわふわのミニスポンジなどを並べて楽しみたいと思います。


「お嬢様、プリン作り終わりました」


プリンが終わったので、前世止められなかった熱々のフライドポテトやポテチに唐揚げを山盛り飾ります。リリーとララの今の衣装も可愛いですが、やはり変身した姿の方がインパクトがあり先ほどの魔族姉妹の恐ろしさを忘れてもらう為に変身して招待客達のもてなしをやってもらいます。


「リリー!ララ!変身して招待客のもてなしをして欲しいわ」


「「……」」


無言ですがやってもらう事は決定ですから諦めてくださいね。女神だと崇める人も居るかもしれませんが舞踏会を元の状態になるべく戻したいですから秘蔵のお酒でも出して誤魔化すのもいいですね。

落ち着き取り戻した人達がプリンに唐揚げチョコレートタワーフォンデュに集まって食べ始めました。



「シリスティア嬢、かたづけ終わりました」


カーディナル殿下が掃除が終わったと言いに来ました。どんな魔改造がされているのは分かりませんが、驚いてしまい、先ほどの事を忘れてもらうのもいいかもしれないですね。


「料理を並べていましたがそちらに移動して続きをした方が良さそうですね」


「…それが前の面影が少しも残っていいませんが…」


絶望的な顔でうな垂れていますが、どうせ考えた所で修正する事が出来ませんので諦めて陛下達に招待客の移動をお願いしましょう。ですが私の予想では、珍しい物観光が出来る場所に変化している可能性が高いですね。きっと卒倒ものですね、金キラキンだと思いますから。ザ!魔王城!になっていたりして。


「父上、修復と清掃が終わりました。招待客を先ほどの会場に移動をお願いします」


そんな早くにできるのか?と言う顔を陛下がしています。


「カーディナル、もう済んだのかしら?普通は無理ではないの?」


王妃様が不思議に思い聞いています。あまり時間が無かったのにもう出来たのは嘘だと思われている様です。


「はい、普通は無理ですが魔族姉妹のがどんどん手早く直していきました」


そうです、魔改造されていました。驚いて気絶しないと良いですが。どちらにしろ人の手で作り変えるのは無理だと感じますので、行って早めに諦めて貰うしか無いです。横を見るとリリー達が女神様!と沢山の人達に囲まれていました。私は、普通で良かったともの凄く感じました。普通が一番いいですね。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ